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久々に目を引くニュースがあったのでこちら。

ガイジン’s アイ:Jリーグよ、大志を抱け
代表と海外組の影に隠れない国内リーグを


■ 大物選手獲得に臆病なJクラブ

世界中でさほど意味のない国際試合が開催される今週は、どのサッカーメディアでもコラム欄を埋めるため何か魅力的なニュースを探そうとしていたのは当然だろう。そんな中ちょうど水曜日に飛び込んできたのが、ユヴェントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエーロが、アジアの外ではさほど存在を認められていないリーグのチームに加入することが正式に決まったという発表である。現地のファンは彼の加入を熱狂的に歓迎し、さっそく名前入りのユニフォームを求めてショップに殺到した。


さて、そのクラブとは? ランコ・ポポヴィッチ監督が、世界に向けて日本の首都を代表するチームにしたいと望んでいるFC東京ではない。J1で予想外の首位に上り詰めながらも、その順位を守れずに苦しんでいるサンフレッチェ広島でもない。J1復帰を目指したあらゆる試行錯誤を終わらせるため、強引な手段に出ることを考えていると一部で噂されたアビスパ福岡でもなかった。

デル・ピエーロが今後の2年間と、もしかするとオプションとしてさらに1年間を過ごす場所として選んだのは、AリーグのシドニーFCだった。元イタリア代表FWのオーストラリア移籍には誰もが驚いたが、唯一知らぬ顔を決め込んでいたのが日本の各クラブである。今年の春以来、噂だけはずっと絶えることがなかったが、結局デル・ピエーロへの1件のオファーさえこの国から出てくることはなかった。今後デル・ピエーロがトップレベルのプレーを続けられる時間がそう長くないという点はもちろん考慮すべきだとしても、セルティックやリヴァプールなどの名門クラブが彼に興味を示していたことは、彼が世界中のどのクラブにも大きなインパクトをもたらすことのできる選手だということを意味している。



シドニーFCのデル・ピエーロ獲得は、ロサンゼルス・ギャラクシーがデイビッド・ベッカムを獲得した際の驚きとも比較することができるだろう。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーで活躍してきた彼は、発展に苦慮していたメジャーリーグサッカー(MLS)にしかるべき権威とスター性を付与し、その後に続くティエリー・アンリやロビー・キーン、アレッサンドロ・ネスタなどのスター選手たちが大西洋を渡る道筋を整えた。

だが日本のクラブは、Jリーグ創設後の最初の数年間に在籍した大物選手たちがもたらした経済的負担を恐れるあまり、こういった派手な動きからは身を引いてしまっている。唯一の例外である清水エスパルスはフレドリック・ユングベリを獲得してファンを引き付けようとしたが、もはや力を残していなかった彼は、オレンジのユニフォームで過ごした半年間にさほど印象的な活躍も残せぬまま現役生活にピリオドを打った。

日本社会においては調和と平等に重きが置かれるが、デル・ピエーロをこの国に迎え入れることはその両方に反する結果を生んでいただろう。彼の獲得を巡って争奪戦が繰り広げられたことは間違いないし、獲得に成功したクラブは過去に前例のないほどの注目を集めることになっていただろう。加えて、各クラブに経営の健全化を求めるJリーグの厳格なライセンス制度も考慮に入れると、争奪戦に参加しないという日本のクラブの決断は賢明なものだったのかもしれない。だが、彼らは本当にそれほど慎重であって良いのだろうか?

■ ブラジルW杯までの長い1年半

火曜日に行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦は、日本にとって決して気楽なムードの試合にはならないだろう。UAE戦が1-0の低調な勝利に終わったからという理由ではないし、元日本代表監督のジーコの存在が理由でもない。この試合に勝利を収めれば(さらに11月にオマーンで引き分け以上の結果なら)、本大会まで1年半を残して、また欧州予選の終了より1年近くも早く、2014年大会への出場を事実上確定させることができるからだ。

その結果として、来年6月のコンフェデレーションズカップと7月の東アジアカップを除けば、サムライブルーはW杯本大会までに一度も真剣勝負を経験できないということになる。

日本代表チームの人気が急落することは考えにくいとしても、今後の2年間に新たなファンを引き付ける要素がさほど存在しないこともまた確かだ。散発的に行われるキリンチャレンジカップはたいてい練習に毛の生えたようなもので、日本のアナウンサーたちが外国人選手の名前の発音に挑戦するチャンスくらいにしかならない。

それでは、日本のサッカー界はどうやってファンを楽しませていけば良いのだろうか。日本では20歳が成人の年齢とされるが、サッカーにおいては22、3歳が成人というべき年齢であり、Jリーグの選手の多くもこれくらいの歳で欧州へと旅立っていく。彼らに取り残された国内リーグは、優れたポテンシャルを秘めた戦力を失うだけでなく、カリスマ性のある選手の不足にも苦しんでいる。遠藤保仁や中村俊輔などのベテランスター選手を除けば、コアなファンとライト層の双方を盛り上げられる日本人選手はわずかしかいない。

日本の選手たちが海外で活躍すればするほど、国内サッカーはアピール力を失ってしまう。香川真司の加入したマンチェスター・ユナイテッドはプレシーズンツアーではるばる上海を訪れたが、あと3時間の旅程を加えて東京を訪れることはできなかった。あるいは、そうしようとはしなかった。ライバルチームのアーセナルは東南アジアで飛行機を降り、北京の「鳥の巣」ではイタリア・スーパーカップが開催された。

昨今の円高によって、理論上はより強力な対戦相手を招待するのが容易になるはずだったが、今年日本を訪れたアジア以外のチームはウニベルシダ・デ・チレ1チームだけだ。鹿島アントラーズがこのチームに勝利を収めたスルガ銀行チャンピオンシップを観戦したファンは2万人をわずかに上回る程度だった。欧州の主要チームがクラブW杯以外で来日した例となると、2008年まで遡らなければならない。浦和レッズがバイエルン・ミュンヘンを迎えて親善試合を行った時のことだ。年1回のクラブW杯は日本のファンがワールドクラスのサッカーを直に目にすることのできる数少ない機会だが、それもひとまずは今年までのことで、来年には開催地がモロッコへと移ってしまう。

■ 大志を抱き、行動に移せ

ウィリアム・クラーク博士が札幌農学校の学生たちとの別れに際して贈った「Boys, be ambitious」という言葉は今でも息づいている。100年以上の時を経た今、日本のサッカー界のあらゆるカテゴリーで指導的な立場にある者は、この言葉を何度も声に出して繰り返さなければならない。

全ての関係者が、Jリーグの試合のないこの2週間の間によく考えてみるべきだろう。満員になるであろう新潟と埼玉のスタジアムとは対照的に、ナビスコカップ準決勝の観客数は1万人に届くかどうかであり、天皇杯の試合の多くはガラガラのスタジアムで開催されている。

日本のサッカーが過去に例を見ないほど強くなる一方で、国内のサッカーはこれまでになく危険な立場に立たされている。代表チームに声援を送りつつ、一人一人が日本におけるこのスポーツの未来を守るため何かをなさなければならない。たとえそれが草の根レベルでも、プロフェッショナルのレベルでも。新たな資金を注入することか、スター選手を連れてくることか、あるいは力を持っている者が今まで以上に宣伝に力を入れることか。何であれ新たな策を講じなければ、日本のサッカーファンにとってブラジルまでのカウントダウンは長く退屈なものとなってしまうかもしれない。

文/ダン・オロウィッツ
米国フィラデルフィア出身。Goal.com日本版所属のサッカージャーナリスト。
2006年より東京在J。メールはdan.orlowitz@goal.com、ツイッターアカウントは @aishiterutokyo


※原文ほぼまま

各クラブのフロントからすれば、
簡単に言うだけ言いやがって……
と思うような内容やもしれませんが。

しかし、実際に内部の事情がわからない我々からしてみれば、これは当然の欲求と不安です。


無理に有名外国人を呼べとは言いません。
ただ、ジリ貧の状況をどう改善するのかは、より柔軟な視点に立って考えてくれないと困るというのはあります。

例えば株式です。
Jのクラブは独立企業の形態になっていませんから、現状では実現が難しいところですが、ミニ株形式なども含め、ファンがチームに具体的に投資できる機会を設けるですとか。

自分の妄想に過ぎませんが、せっかくなのでもう少し詳しくお話ししてみます。

強化策には確かに、明確な方向性と技術的・戦術的な観点と相性が必要不可欠です。
一方で、日本ではあまりにも話題性が軽視されがちな傾向があります。
ここ数年、ストーブリーグがここまで盛り上がりに欠けることには、強い危機感を覚えている自分です。

なので、
ファンが愛せる、かつチームに+になれる
選手の獲得を、ファンが身銭を切る形で行なえる機会があれば、愛情はより大きなものになるのではないか……と、常々そんなことを考えていました。

内訳はこうです。

クラブの方から、現行の財政では厳しい、しかし後一押しあれば獲得が叶いそうな名前を
特別補強候補者リスト
として提示し、サポーターはそれを吟味。
あるいは、サポーターからの声が特別に大きければ、指揮官や総予算と相談になりますが、戦術的に問題がなければ新たに名前を加えてもいいでしょう。

そして選出された選手にアタックするのです。
第一候補がダメなら第二候補という形で、投票の多かった順に。

投票の方法は株式でもいいし、あるいはソシオ(スペインのクラブ会員制度)のように、ファンクラブ会員でも構わない。形式にこだわりはありません。

必要なのは、

自分の意思が、投資が補強に直接反映された

という実感です。これさえ実現できれば、アプローチはなんでも構わない。
クラブとサポーター、選手とサポーターの絆を深める、決定的な要因となるのではないでしょうか。
実際にその選手が獲得された場合のみ、購入が実行される株式のような形は有効でしょうね。単位株(100株)以上の購入者には、選手の直筆サイン入りユニフォーム他グッズが届く…等など、特典があれば実現不可能な施策ではありません。数千万が難しくとも、数百万の上乗せまでは十分に期待ができます。


今回挙げたようなアイデアは、実際には法律上不可能であったりする場合はあり得ます。
ただ、発想を柔軟にし、何らかの形でこうした新たな策も練っていかなければ、これまでのような一辺倒なやり方を続けてもジリ貧になるだけですよ……というのは、強く感じるところです。

皆様も何か、本当に飲み屋で語るような与太話でも構いません。

自分はこんな集金方法を考えていた、こんなアイデアで盛り上がるんじゃないか

という旨ございましたら、ぜひとも教えていただきたい次第です。

ではまた。
<了>

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【2012/09/09 20:35】 | 他国リーグや各種協会・組織なこと
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ガッピル
岐阜がストライカー募金でブラジル人FWを連れてきてました。
誰をとるかは別として募金でなんとかなるもんなんですね。

Re: タイトルなし
白面
あくまで「足し」なのだろうと思いますが、ひとつのアイデアではありますね。
ただ、募金ではあまりにも「与える」色が強すぎて、商業的・構造的に画期的な施策にはなり得ない気がします。

それでも、そもそもの母体が弱い岐阜さんだけに、そこで一つの結果が残せたことは+です。
明日は我が身とどれだけのJクラブが危機感を持てるのか。正直今でも前身企業主体、ドシロウトの天下りがゴロゴロいる状況では、この先第二第三のフリューゲルスが出てこないか……と不安に駆られます。


伊藤
あなたのBloggerが好きで、あなたの更新の文章を期待します

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