インテルやカルチョに関する話題多め
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『敗戦後のリアクションで、チームの底力がわかる』


このblogを立ち上げて以降、折にふれて何回も口にしてきた持論ですが…今こそそれを見定める時。
そんなことを考えて居ても立ってもいられなくなり、久々に(本当に久々)、平日の麻生グラウンドへ練習を見に行って来ました。

そこで気がついた点をいくつか。

(1)主力組がほとんどいない

一番に感じた違和感。グラウンドを見ると、先日のガンバ戦でスタメンを張ってたメンバーが皆こぞって不在でした。
もしくは別メニュー…個人的なシュート練習や、ペースジョギングの類を淡々とこなしている姿が発見できるのみ。前者は大久保と森島、後者が谷口ですね。残ったのは交代で入ったメンバーと、出番がなかった選手のみ。

これは主力組に対し、心身の消耗の激しさ、特にメンタルコンディションの低下を考慮して、練習免除になったのかもしれません。あるいは最初からその予定だったのかもしれませんが、どちらにしても確かなことは、

フィジカルコンディションより、メンタルコンディションの回復は難しいこと
と、
風間はそのことを重々承知しており、フィジカル面のリスクを負ってでもメンタルの回復を優先していること

の二点です。
実はフィジカルコンディションの回復だけなら、体を試合の次の日からでも動き出した方がよいのです。ですが、風間はそれと真逆のスタンスでチームを動かしていることになります。ここ数試合泣かされた、あと一歩の集中力の不足を鑑みて、感情面・集中力の向上を求めての施策と思いますが、それにしても大胆な手を取ったな…と驚いています。

ここら辺は、いかにも風間ならではの一手ですね。

(2)ベンチ組、ベンチ外のメンバーは、気合十分ということ

特に若手に顕著でしたが……皆一様に覇気と、試合に出られずに溜めているであろう鬱憤は、プレーの端々に表れていました。非常にポジティブな材料ですね。

情報発信用のTwitterアカウント(@inter316)でも口にしましたが、山越のボールキープ力の高さや、福森のプレースケールの大きさなんかは、麻生グラウンドに足を運んだからこそ味わえるものですね。もちろん、皆まだまだ足りない部分があるからこそ控えに甘んじている訳で、そこは研鑽を続けて行かなければならない訳ですが……

その意味ではここ数年の川崎は、若手が本人の意識次第で、才能を伸ばすも殺すも両極端なチームになってきたと思います。試合に出られない鬱憤をエネルギーに替えられるかどうかを、風間はしっかりチェックするタイプの指揮官なので……

もちろん、中堅、ベテラン組も気合十分。井川は相変わらず、怪我防止&意思疎通を兼ねて?か、練習後のダウンを本当に念入りにやっていましたし、小宮山も動きのキレがいよいよ戻ってきていて、実に頼りになりそう。山本とパウリーニョの軽快な動きも目につきましたので、センターの構成に風間も頭を悩ませているのではないでしょうか。

今日練習していた中で、いったい何人が鳥栖戦で出場機会を得られるのか。コンディション&モチベーションの面+化学反応を期待する上でも、何人かの起用は個人的には大歓迎です。

(3)川崎フロンターレならではの、選手とファンの距離感&弁え方

麻生グラウンドでは通例、練習後の選手達に群がる(自分を含め…苦笑)ファンの群れと、それに丁寧に対応する彼ら。いつ見てもいいものです。

昨今、特にネット界隈では、サポーター論が白熱化していますよね。やれライト層なんぞにわかと同じだ、罵声の一つもあげられずに何がサポだと強弁する方もいらっしゃれば、外に向けた発信が必要、排他性こそが唾棄すべき害悪……と糾弾される方もいる。今後もまた、あれこれ揉めていきそうなテーマです。

ですが、そんな中でまぁ……
うちは変わらないなと(笑)
……否。いい意味で、今日は少し変化が見られたかな?

まず、以前にも増して選手たちがしっかりファンサービスを心がけるようになった。
サブメンバーのみでの練習ということ、月曜日の午前中につきサインの数も少なかったこともあったのでしょうが、それにしても以前はサービスを嫌って裏道から逃げてた選手たちも(誰とは言いません。笑)しっかり対応していました。

加えて、特筆すべきはサポーターの態度のよさです。

昨今、挨拶ができない礼儀がなってない……と批判されがちな学生たちが、代休を利用して複数名やってきていたのですが、誰一人横暴な態度でサインをねだる子はおらず。

「お願いします」「ありがとうございます」

がしっかり言えている。これは成人ファンの皆さんも同様でしたが、小さなことに見えて、実はとても大事なことに思えます。

一方で疲れが見える、早引きしようとしている選手は、皆無理にはねだらないのですよね。先述した子供たちの口からも、選手だけじゃなくコーチに対しても

「頑張ってください」「お疲れ様です」

という声がかかる。

……いいじゃないですか。
品行方正な優等生を気取るのは性に合いませんが、自然体に礼節を弁えてることを恥じる気は全くありません。おおいに好ましい文化と思います。
しかし、まぁある意味では当然?かもしれませんが……こうした川崎の体質のことを、

何を生ぬるいwブーイングもコール妨害も、時には荒事も当然だろ?

と、鼻で笑う方もいらっしゃいます。

そんな甘ちゃん体質だから童貞(優勝経験がないことを揶揄した蔑称)なんだよw

と蔑む方もいらっしゃいます。
ですが、個人的にはこうしたご意見には賛同しかねます。仮に真理だったとしても、逆立ちしてもフロンターレには無理でしょう(笑)

知人のマリノスサポさん(バリバリのゴル裏民)は、外からの視点で見た川崎Fをこう称しました。

いいんじゃないですかね。それがカラーなんで。

その方法で人を集めてきた以上、それを変えても人は減るだけで、増えないと思いますよ


――端的ながら、サポーターとクラブの関係を、極めて的確に言い表した言葉ではないでしょうか。

確かに個人的な趣向からは、幾分以上にズレを感じることはある川崎の体質ですが、少なくともこの路線で勝ち取ってきたサポたちが、こうして練習を見に来、スタジアムに足を運び、文化を作っているのは事実。
後はどう足りない部分を補うか、最適解は何かを考え、議論していく場をどう作っていくかが重要になりますが……

少なくとも現在、クラブが歩んでいる道程。
自分は、嫌いじゃないです。

IMG_0296.jpg

<了>

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【2014/10/20 23:25】 | 川崎フロンターレなこと
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タイトルよりも、大切なもの
応援議論はいつも荒みますよね(苦笑)
個人的には、何でもかんでも拍手には違和感あるけど、ブーイングにもめちゃめちゃ違和感あります。
ブーイングよりも野次のほうが、よっぽど自然な感情の発露だなと思ってるぐらいです。
わたしの場合は、酷い内容のときはひたすら腕組みして沈黙という名の無視を貫きます。

応援議論よりも何よりも、風間さん憎しの思いとタイトル童貞への苛立ちが相まって、クラブのビジョン(方向性)にまでケチをつける向きもありますよね。
うちのビジョンは変わらないだろうし、変えるべきではないと確信してます。
川崎市という”特殊な都市”の事情を考慮したら、存在し続けてくれるだけで有り難い、などと30年住み続けているわたしなんかは思ってます。
しかも、Jリーグで一番地域密着に力を入れていて、且つ万年優勝候補=強豪レベルとして存在し続けてくれているわけですよ。
ただ在り続けてくれる。
川崎市民にとって、今それ以上に大切なものってあるのだろうか?と。
それは、タイトルなんかよりもずっとずっと大切なものなのになぁ…。

レポに感謝します
ふーらん飴
初めまして。
ダメージが大きな敗戦後のチームの雰囲気がとても気になっていたので、こちらの記事で少し安堵しました。
そして(2)(3)には読みながら救われた気がしました。小さくとも/当たり前なことでも 大事なことだと思うので。

Re: タイトルよりも、大切なもの
白面
イタリアのことわざで、

「ローマ(首都)へ到る道は一つではない」

っていうのがあるんです。ようは、頂点を目指す上で通る道、歩む道程は決まってる訳じゃないよ、というか……

川崎が歩んでる道は、そういうものだと思っています。
今のスタンスでタイトルを狙うには、選手たちだけでなく、監督、スタッフに到るまで成長が必要。

自分は幸いにして、結果よりも過程を見守る方が性に合ってる人間なので、川崎の苦闘も奮戦も、あれこれ味わって楽しませてもらっています……みんながみんな、自分みたいな2.5者視点ではない方がいいと思いますが(苦笑)

Re: レポに感謝します
白面
はじめまして、コメント誠にありがとうございます。

昨日の雑記は、鳥栖戦の結果に直接左右する類のものではないかもしれません。
ただ、個人的に気持ちがよかったから書き留めた、それだけで。それでも、ほんの少しでも楽しんでいただけたのなら、これに勝る喜びはありません。
頑張りましょう。それに楽しみましょう♪

本気で勝ちにいきつつ、常にふりかえる目を持てるよう、今後も心がけていきます。

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