インテルやカルチョに関する話題多め
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今冬の移籍市場は、ビッグネームの移籍が多数(おそらく冬のメルカートとしては過去最多)成立するという、異様な展開となった。

通常シーズン途中での移籍は、各チームが余剰人員の整理のため、あるいは降格圏内のチームが危機を脱すべく行う緊急の補強に限られる場合がほとんどだ。

だが、今冬のそれは違った。
何人ものメガクラックが新天地に移り、これだけビッグディールの成立が相次いだのは小さくない驚きである。

名門リヴァプールを中心とした一連の大移動は勿論、
最終日に日本代表のレフトバック長友がインテル・ミラノに電撃加入したのも、我々日本人にとっては(特にインテリスタにとっては)驚天動地のサプライズだったことは、先日お話しした通りだ。
イタリア有数のCFに成長していたパッツィーニのインテル加入、“悪童”アントニオ・カッサーノのミラン入りなども、カルチョファンの間では大きな話題となっている。

そんな中、数あるビッグディールの影で、着実に補強を進めるあるクラブの姿があった。

ヴォルフスブルク、最終日に積極補強
トゥンジャイ、ポラーク、ヘルメスを獲得



当blogの記事を以前からご覧頂いている皆さまであれば、この移籍の何が筆者の琴線に触れたのか。
お察しいただける方も多いと思う。

機は熟した。
以前語ったエディン・ゼコを取り巻く物語における、もう一人の主人公――


ヴォルフスブルクの話をはじめよう。





○はじめに

以前、同クラブのこの2年間の動きが、筆者にとってすこぶる不愉快だったことはすでに書いた。
が・・・ここでひとつ、前もって言っておきたいことがある。

筆者が同クラブに、大きな好意を抱いているということだ。
今もって好いていると言っていい。
でなければわざわざ、こんな企画を思いついたりもしない。

昨今のフットボール界においては稀有な存在と言える、健全そのものと言っていい財政状態。
現状に決して満足しない、野心的かつ挑戦的な姿勢に、標準以上のクオリティを有する選手たち。

一部昇格後も決して目標を低く持たず、常に上を目指すその姿勢は、おおいに筆者の興味を引いたものである。

誤解のないよう言っておくと、身の丈に合わぬ巨大な夢を掲げることは、筆者にとっておおいに歓迎すべき傾向だ。
問題となるのは現実との付き合い方であり、

夢を大きく持つこと

自体は、何ら悪徳になるものではない。
より正確に言うなら、“クラブが目指す最終的な目標”という言葉に置き換えてもいいだろう。

この“クラブが目指す最終的な目標”に向かって、クラブが今は何を成すべきか?
そして、これから何を行うべきか?

その取捨選択がしっかりできている限り、夢は選手やスタッフ、サポーターにとって常に希望の拠り所となる。
夢を持たないクラブなど、そもそも論外というべき存在だ。
夢のないクラブに、人は、そして金は集まらない。

その意味でヴォルフスブルクは、

成功のための最初の条件

を、図らずも満たしていたことになる。


そんなチームだけに、2008-2009年シーズンの戴冠は、実に嬉しいものだった。

筆者は本来、ドイツのクラブに関して言えばレバークーゼン&バイエルン贔屓である。
しかし、この緑の狼が成し遂げた快挙は、素直に祝福できるだけの説得力とドラマ性を感じさせられた。

情熱の勝利であり、マネジメントの勝利であり、チームが一丸となって自らを信じた末に手に入れた結果だったからだ。

同クラブに初めて注目することになったのは、長谷部誠の移籍に際してなのだが、知れば知るほど

「長谷部はなかなか面白いクラブに移ったな」

と、嬉しく思ったものである。

・・・それだけに、そう。
それだけに、である。

ここ最近のクラブの舵取りには、大きな失望を抱かずにはいられなかった。


既知の方は存じ上げていることと思うが、筆者は単純な結果の良し悪しでクラブ、あるいはチームを評価・判断しない。

判断基準はあくまで

目標設定と、それに沿ったタスクの実行、達成

が、どこまで叶っているのかという点に集約される。
平たく言えば、総合的なマネジメントを計画的に実行できているかどうかだ。

だが・・・
その点で優勝直後のシーズン、2009-2010シーズンのヴォルフスブルクのそれは、ほとんど最悪に近かった。
ここ最近の歩みはまったく、見ていて苛立たしいことこの上ないものだ。

何故か?

・・・次回より、その理由を一つひとつ書き連ねていくことにする。

続く

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【2011/02/06 22:27】 | マネジメント
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お待ちしてました!
黒猫
ドイツといえばバイエルン、シャルケ・ドルトムントのルールチーム、そして新興ザンクトパウリの私に
長谷部さんが移籍することによって突如現れた狼の城は心より尊敬すべきチームになりました。

マイスターシャーレを掲げたその時までは。

ツッこむ気満々で待ってますv-238

No title
junchang
古臭くて恐縮ですがドイツといえばケルン、メンヘングラッドバッハ、ハンブルグって感じでした^^(よく覚えてないんですけどね^^)バイエルンはドイツでは「読売巨人」って感じでしたので^^

ヴォルフスブルグは新興クラブですよね!新興クラブしかも潤沢なマネーがあるクラブは時として誤った選択をしがちでしたね!それだけに、2シーズン前の初優勝は非常に微笑ましいものでした!当然長谷部選手が所属し、主力として出場していましたので。
今後のチーム修正をどのようにしていくのか、ヘーネス氏の手腕に期待はしているのですが・・・・。

No title
白面
>黒猫さん

是非突っ込んでください(笑)
記憶を引っ張り返しながら、色々あやふやな中でもせっせと書いていく予定ですのでw

>junchangさん

自分としても同クラブの歩み、方向性などを再確認する意味で今回あれこれ書いてみる気になったのです。
ハンブルガーもまたあれこれ、突込みどころの多いクラブだなぁ・・・
しかしドイツ関連のblogではないので、なかなかすべてに突っ込んでいくのは難しい(笑)

ヘーネスの影響はまだ出ていないのか、あるいはヘーネスに与えられた権限が思った以上に少ないのか。
その辺をあれこれ空想を巡らせていただくきっかけ、材料になれば幸いです。

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コメント
この記事へのコメント
お待ちしてました!
ドイツといえばバイエルン、シャルケ・ドルトムントのルールチーム、そして新興ザンクトパウリの私に
長谷部さんが移籍することによって突如現れた狼の城は心より尊敬すべきチームになりました。

マイスターシャーレを掲げたその時までは。

ツッこむ気満々で待ってますv-238
2011/02/06(Sun) 22:48 | URL  | 黒猫 #-[ 編集]
No title
古臭くて恐縮ですがドイツといえばケルン、メンヘングラッドバッハ、ハンブルグって感じでした^^(よく覚えてないんですけどね^^)バイエルンはドイツでは「読売巨人」って感じでしたので^^

ヴォルフスブルグは新興クラブですよね!新興クラブしかも潤沢なマネーがあるクラブは時として誤った選択をしがちでしたね!それだけに、2シーズン前の初優勝は非常に微笑ましいものでした!当然長谷部選手が所属し、主力として出場していましたので。
今後のチーム修正をどのようにしていくのか、ヘーネス氏の手腕に期待はしているのですが・・・・。
2011/02/07(Mon) 00:06 | URL  | junchang #-[ 編集]
No title
>黒猫さん

是非突っ込んでください(笑)
記憶を引っ張り返しながら、色々あやふやな中でもせっせと書いていく予定ですのでw

>junchangさん

自分としても同クラブの歩み、方向性などを再確認する意味で今回あれこれ書いてみる気になったのです。
ハンブルガーもまたあれこれ、突込みどころの多いクラブだなぁ・・・
しかしドイツ関連のblogではないので、なかなかすべてに突っ込んでいくのは難しい(笑)

ヘーネスの影響はまだ出ていないのか、あるいはヘーネスに与えられた権限が思った以上に少ないのか。
その辺をあれこれ空想を巡らせていただくきっかけ、材料になれば幸いです。
2011/02/07(Mon) 23:49 | URL  | 白面 #kMr7ovrQ[ 編集]
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