インテルやカルチョに関する話題多め
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※※ 警告 ※※

ユヴェントスサポーターの方は、この場でお引き取りいただいた方が安心かと思います。
また、特定クラブへの批判等が、見ていて気持ちのよくない方も同様です。

万一本稿に目を通した結果、なんらかの不快感を抱かれたとしても責任は持てません。

その旨ご理解いただいた上でお進みください。




非常にネガティブな驚きだ。

イアリアの、否・・・
世界の名門、ユヴェントスが苦しんでいる。

クリスマス休暇を経て、年明けからここまで早くも4敗。
CLどころか、このままのペースで勝ち点を失えばELへの出場権すら失いかねない危うい順位にいる。


――何が悪かったのだろうか。

戦術上の問題か。
クラブの体質の問題か。
ティフォージの性質の話か。
選手のクオリティか。

それとも――


筆者はそもそも、ユヴェントスのサポーターでなければアンチでもない。
観察対象にはなっても、研究対象にしたいクラブではないからだ。

だが、ふたつだけ確実に言えることがある。


ひとつ。
今のユヴェントスは弱い。

もうひとつ。


ユヴェントスのフロントが、マネジメントを失敗していることだ。


◇フットボールはピッチの上で行われる

まずお断りしておくべきは、自分が本当に強かったころのユヴェントスを知らないということ。
過去何度もその名を耳にしてきたが、実際に見るようになったのはわずかにここ数年ということ。

故に、自分はインテリスタでありながら、ユヴェントスを嫌気する対象としては見ていないということだ。

なにせ、インテルとユヴェントスの間に強烈なライバル意識、確執があることを知ったのは、2009年に行われたイタリアダービーが最初だったのだから。
冗談抜きで本当のことだ。


だが、それだけにわかることもある。

ほとんど先入観なしに見ても、彼らがチームマネジメントを失敗しているという事実だ。
わざわざあら探しをするまでもなく、すべてがチグハグで噛み合っていない。

率直に言って見るに耐えない有様とすら言える。


最初に目についたのは、2008-2009年シーズンの混乱っぷりだった。

シーズン開幕当初はそれなりに安定した戦いを披露してきたビアンコネロが、年明け以降ずるずると失速していくのを、当時の自分はこう捉えていた。

働くのが楽しくなさそうなクラブだなぁ・・・

、と。

ピッチ内でチームが奮戦している中、何故ピッチの外で足を引っ張るようなゴタゴタ、権力闘争を起こしてばかりなのか?
目指している結果(スクデット)と、実際にやっていることがまったく乖離している。
本当に勝つ気があるのかと、純粋に疑問に感じていた。

最終的にシーズン終盤、クラウティオ・ラニエリを追い出す形で無理やり生え抜きのチロ・フェラーラを監督に据げ替えたのも、なんともおかしな話だった。

傍目に見れば、終盤戦の失速は明らかに監督一人の責任ではない。
無論ラニエリのマネジメントにミスがあったことは確かだが、そもそも指揮官が、選手たちが集中して目の前の戦いに取り組めない環境を作り出していたのはフロントの方だ。
少なくとも、部外者である筆者の目にはそうとしか思えなかった。

にも関わらず、まるですべての元凶のような扱いをしてラニエリを放り出したこと。
この展開、まったくフェアではない。

これは先ほど申し上げたような、政争が色濃く絡んでくる問題だ。
例えばユヴェントス寄りの新聞、トゥットスポルトが開幕当初から一貫してラニエリに否定的な論調を展開し続けたのは、一説には当時イタリア代表監督だったマルチェロ・リッピの影響があったと言われている。

事の真相は無論、当事者にしかわからない。
だが、少なくともそこに政争が存在していたこと、それによりチームが多かれ少なかれネガティブな影響を受けていたということだけは、紛れもない事実である。


2009-2010年シーズンは、更に輪をかけてひどかった。

指揮官の采配の一貫性・ビジョンのなさもさることながら、それ以上に目に余ったのがフロントの迷走だ。

補強、現場との連携、人事、メディア戦略・・・
すべてが見るに耐えなかった。
今回は都合により、その詳細を書き記すことが叶わないが、筆者が心底幻滅させられたことは確かである。

フロントが、指揮官が、選手が――
同クラブに関わる人間が一人、また一人と正気を失っていってしまっているかのようだった。

一貫性も、具体策もない・・・
ビジョンだけが結果として先にあって、そのために必要な諸策がまったく練られていない。

そんな印象を受けている。



○老いさらばえた貴婦人~縋るは過去の栄華ばかり~

中でも特に呆れさせられたのは、スクデット返還交渉に纏わる一連の行動だ。

気持ちはわからないでもない。

カルチョポリに関する記事は、これまでこれでもかというほど読み尽くしたが・・・
確かにこの一連の疑獄事件、ユヴェントスが突出して重い処分を下されたと感じた。

ミラン寄りの、インテル寄りの、ユヴェントス寄りの、それ以外の視点からも。
多くの情報を統合した末に、

ユヴェントスがババを引いた

と、インテリスタである自分ですら思ったものである。


――だが、違う。


仮にここで訴えを起こすのであれば、それはあくまで

自分たちは潔白だ!

と主張する、自らの戦いに対する誇りや自負に拠る闘争であるべきだ。

断じて他者を引き摺り下ろす類のものではない。


最も気になったことは、スクデット返還要求が

インテルにも問題があったはずだから取り消せ、もしくは返せ

という論調であること。
そして、多くのユヴェンティーノがそうだそうだと、それを支持する声を挙げていることだ。


・・・ハッw

はっきり言っておこう。

そんな根性だから、貴様らはいつまで経っても藻掻き苦しむことになるのだ。


インテル相手にメディア戦略を仕掛け、その勢いを削ごうとする考え自体は悪い戦略ではない。
率直に言って、それ自体はむしろ

ビッグクラブなら仕掛けて当然

の喧嘩である。
筆者の好みではないが、それも戦いの一部であるというなら最善を尽くすべきだ。

だが、カルチョポリからこうした仕掛けを行うことは明確な誤りである。
何故か?
言うまでもない。

後ろを振り返る機会が増えるということは、未来を見据える機会が減る

ことと同義だからだ。

インテルに喧嘩を売るなら、別のアプローチ・・・
例えばモウリーニョバッシングなど、『今そこにある』闘争を基にして行う方が、よほど筋の通った喧嘩に感じた。

フットボールがピッチ上で行われるスポーツである以上、メディア戦、ピッチ外の闘争とは

あくまで自分たちがまとまるためのもの、眼前の戦いに集中する手助けとなるもの

として行われなければならない。
その意味でカルチョポリに関する一連の行動は、効果的な活動であるとはどうにも考え難いのである。


もう少し詳しく解説しよう。

今のユヴェントスは、当時とはまったく違うチームである。
当時からの生き残りは、本当にわずかに数えるほどしかいない。
それも、年老いたベテランばかりになっている。

チームを構成する主力選手がごっそり入れ替わっているというのに、今現在の戦いではなく、過去の闘争にばかり躍起になること・・・
果たしてこれは、訴える方法として正しい在り方だったのか。

自分たちの正当性を主張することはいい。

が、それで現場の集中力を削ぎ、相手の闘争心を呼び起こすような真似をしてどうする?


それが筆者の率直な疑問なのだ。
インテリスタであるとかそういうことではなく、純粋に

「何故だ?

何故そんな形で、余計な雑音をたてる必要がある??」

・・・これが、どうしてもわからないのである。



フットボールとは人の営みだ。
選手は感情溢れる人間であり、過去に執着するということは、それだけ自分たちがピッチ上で見せているパフォーマンスが、戦いがファンを満足させられていないことを意味することになる。

そりゃ気持ちはわかる、クラブにとって大切なタイトルを剥奪されたんだ。

でも・・・今戦ってるのは俺達なんだぜ?
なんだかな・・・


――選手たちがそう思わないと、感じ無いと何故言えるのか?
少なくとも、集中力の一部を削いでしまう危険性がおおいにあるわけだ。

何故過去の戦いに固執してばかりで、今目の前にいる敵を見据えようとしないのか・・・?



はっきり言おう。

そんなザマだから、凋落に歯止めが効かないのだ。

そんな根性だから、貴様らには勝者のメンタリティが根付かないのだ



過去を栄光取り戻したい。
自分ばかりが蔑まされるのに耐えられない。
インテルも、奴らだって汚いに違いないのに・・・!

――なるほど、気持ちはわからないでもない。

が、同じ発想を共有する気もない。

自身の研鑽を忘れて、他者を引き摺り下ろすことに執心するようになったその時から、人の堕落ははじまる。

インテルに勝てればいい。
国内リーグで勝てればいい。
CLのような大きな大会に出てそこで勝てさえすれば、ELやコッパのような小さなコンペティションは切り捨てていい・・・

それを望んでやろうという以上、筆者がかける言葉などない。

負け犬に用はない。

好きなだけ過去を振り返り、インテル憎しに執心していればいい。


イタリアダービーでだけ全力を尽くし、それ以外の試合をボロボロと落とす

そんな戦いを継続するのが『シニョーラ』の在り方というのであれば、永遠にそこに留まっておいていただいて結構だ。



だが、これだけは言っておく。

貴君らの復活なくして、カルチョの再興はない。


インテルは確かに大木かもしれない。
しかし木を一本切り倒したところで、森はなくならないことにそろそろ気づいてはいかがだろうか・・・?



筆者はインテリスタではあるが、同時にカルチョを愛する者でもある。
それだけに、純粋に心配している。

貴君らが醜態を晒し続けることは、イタリアフットボールにとって大きな損失であること。

その意味を、もっとよく自覚すべきだ。

<了>

※これが救いです。
支えです(||´・ω・)

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ごめんね今回とかこんなグダグダでごめんねorz

体力気力時間なしで書くと、やっぱり無理あるなぁ・・・
やっぱ頭が沸騰したレッチェ戦の直後に書ききっておくべきでした(´Д`||)

今の仕事終わったら魂込めてまた更新していきますんで、1クリックで養分を注入していただければ幸いです(´;ω;`)



【2011/03/07 00:54】 | カルチョなこと
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No title
junchang
カルチョスキャンダルの影響でそれまでの黄金期を築いたフロント陣が一掃されてサッカーとは全く関係ない人物(名前が思い出せない)が全権を掌握してしまった事が弱体化の原因だと思っていました。あの時にアニエッリ一族のジョンエルカーンがオーナーの座に座っていれば・・・・選手補強や監督人事でことごとく混乱に貶めましたね・・・・。
ユベントスは全国区の人気を保持していましたが最早あの頃の姿とは程遠くなってしまいました・・・・。

現在のオーナーはアニエッリ一族の方なのかな?

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No title
カルチョスキャンダルの影響でそれまでの黄金期を築いたフロント陣が一掃されてサッカーとは全く関係ない人物(名前が思い出せない)が全権を掌握してしまった事が弱体化の原因だと思っていました。あの時にアニエッリ一族のジョンエルカーンがオーナーの座に座っていれば・・・・選手補強や監督人事でことごとく混乱に貶めましたね・・・・。
ユベントスは全国区の人気を保持していましたが最早あの頃の姿とは程遠くなってしまいました・・・・。

現在のオーナーはアニエッリ一族の方なのかな?
2011/03/08(Tue) 23:06 | URL  | junchang #-[ 編集]
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