インテルやカルチョに関する話題多め
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遅まきながら、レアル・マドリードvsバルセロナの感想を書き留めておくと・・・

最後まで1stレグの後味の悪さを引き継いだ試合

という具合だった。


バルセロナに関してはいつも通り、プレッシャー下でも十分に自分達のスタイルを示した。
1stレグで手に入れた2点(アウェーゴール換算4点)のビハインドは彼らのプレイに落ち着きをもたらし、前半に到ってはマドリー側にシュートを撃つことすら許さなかった。

無理に勝ちに走らず、アビダルの現場復帰を飾らせ、慎重に決勝への切符をもぎ取った印象だ。


レアル・マドリード側については、最後まで負のサイクルから抜け出すことができなかった・・・
そういう印象を受ける。

またぞろ微妙な判定(後半、イグアインのシュートがゴールかと思われたが、直前にCロナウドのファウルがあったとされ、ゴールは認められなかった)がありつつも、そうした中でも1-1のスコアに持ち込んだのは賞賛に値する。

しかし先の判定に関しても、選手達からは

はいはい、まただよ・・・

という諦観、あるいは不貞腐れた反応が目立った。
今回については無理もない、と同情するが・・・

一方で客観的に見ると、それでは奇跡が起こせないことも事実だ。

今回のそれも、取られ方次第でどちらにも傾くような場面だった。
とは言え2ndレグはカンプ・ノウが舞台なのだから、この程度の判定のブレは覚悟して臨まなければならない。

選手たちの気持ち、モウリーニョの遣る瀬無さを思うと、胸がつまるような展開ではあったが・・・
それだけに、最後まで走りきったこと、せめて一矢報いようという純粋な意思が感じられたことは、万人に認められるべき“エル・ブランコの誇り”と思う。

だからこそ、つくづくどこまでも無情でやるせない判断だった、1stレグの一発レッドを、最後まで払拭できないまま終わった準決勝だったと言えた。


モウリーニョの采配については、攻撃に関する連携を熟成させる時間のない中で、限られた中で攻め手を模索したのはわかった。

が・・・やはりそこは就任一年目の壁。
加えて、ここはレアル・マドリード――スペインのクラブである。
スピードやフィジカル、モチベーションは十分でも、インテルのように、

指をひとつ、パチンと鳴らせば選手たちが別のチームに変わる

ほどの戦術理解、組織的な練度があるわけもなし。
今の時点ではここが限界かな、というのが率直な感想だ。


ピッチ外では今後も、UEFAともバルセロナとも徹底抗戦する構えを取るレアル・マドリードだが、ここまできたら引くわけにはいくまい。

例え少なくない人間から

エル・ブランコも地に堕ちたものだ

と陰口を叩かれようと、一方で必ずUEFAの裁定、やり口などに眉をひそめる者、全面的な賛成はできなくとも一部批判には同調する者は現れる。

そこで前述してきたような制度改革、問題解決への風が少しでも吹いてくれれば・・・
ということを、個人的には願っている。


一方で、ここにきて明白になった指揮官のカリム・ベンゼマへの信頼の薄さなど、ピッチ内外で多くの問題を抱えたエル・ブランコ。

果たしてこの先どうなるのか・・・
話題は早くも来シーズンに移ってきている感があるが、問題の精査なくして来シーズンの勝利がないことも忘れてはならない。

そもそも指揮官をどうすべきか。
筆者が思うに、ペレスの面子や現場の支持などを考えても、それでも7:3程度で続投する公算が高いと見るが・・・

何分そこはソシオを中心に運営されるクラブだけに、大どんでん返しも常にあり得る。
状況は予断を許さない。


指揮官が続投する前提で話すと、次いで問題となるのが来シーズンのチーム像。

今シーズンで培われた守備の安定、トランジションへの意識に、引いた相手を崩す手はず、カウンターにおけるより具体的な必殺パターンの複数考案など、やることは多岐に渡る。

そこから明らかにになる補強選手の取捨選択等含め、兎にも角にもここで少しでもいい加減な部分があれば、同じ轍をまた繰り返しかねない。


とどの詰まり、レアル・マドリードにとって、この1年は失われたタイトルを取り戻したという成果以外には、

現代フットボール界で最高峰の“魔法使い”であっても、即時チームを強化できる魔法などは存在しない

ことを学べるかどうかのシーズンと総括できそうな気がしている。

またぞろ過去数年間と同じ過ちを繰り返すようであれば、所詮そこまでのクラブに成り下がった――
と自分の中では結論付けられるだけだ。


今回の更新を最後に、リーガ・エスパニョーラからはしばらく離れることになる。
自分の領土(?)、リーガ・カルチョに戻っていくことにする(それでも更新頻度は抑え目になるだろうが)。

バルセロナの総括、レアル・マドリードの戦術的な総括などは、そもそも自分が手を出すのも筋違いなテーマだろう。
それこそ現役クレやマドリディスタの皆様のそれを、自分もまた一読者として楽しみにしている次第だ。


ただし・・・モウリーニョに関する私見、私的な便りは、シーズン終了後に改めてまとめる予定でいる。

またご縁があれば、どこかでお会いできればと切に願います。

<了>

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最もそういうことが起こってほしくないカードで、どうしてこういうことが起こっちゃうんでしょうかね・・・?

クラシコのあまり惨状に、一フットボールファンとしてこれ以上ないほど落ち込んでおりますorz

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何卒どうか、よろしくお願いします。

【2011/05/06 22:20】 | 他国リーグや各種協会・組織なこと
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No title
神聖騎士
課題は山のようにはるが、とりあえず、トリボーテでいくのか、ラモスを真ん中で使いたいモウの眼鏡に適うSBを探すのか、ケディラ以上の選手を探すのか、カルバーリョの相棒は?ベンゼマはどうするのかといったところでしょうか。

No title
junchang
2強があまりにも飛び抜けすぎていて正直あまりスペインリーグに興味がなくなってしまっているかもです^^

CLのみチェックしてれば良いかなぁ?って感じです。
セヴィージャがレアルに0-5!
一方的過ぎますね!

No title
hiroyuki
こないだの試合は後味の悪い試合でしたね。ラフプレーあり、シュミレーションあり…未来のサッカー選手達にはどのように映って見えたのか…

うーん・・・
岩氏(いわし)
今回2ndレグは観る気にならなかったなぁ。。。
既に自分の観たいサッカーでは無かったです。いや、プレイの質や戦術とかだけではなく純粋にサッカーとして。

それこそ白面さんの前記事のような感覚。

1stレグで何とも言えない喪失感というか、自分も
1stレグの記事書いてもうこれで終わりでいいやってw


審判の件もバルサの件も・・・何かもう自分の中では終わった感じです。。あとはおっしゃる通り機械判定の導入しか有効な解決策は見当たらない。レアルのクラブ体質は変わる事は無いだろうし・・・

まぁ、モウリーニョには純粋なサッカーファンとして期待はしてますけどね^^


あ、手紙の件メールしといたんで時間あるときにでもまたb

お返事遅くなりまして申し訳ないです;
白面
>神聖騎士さん

ですねー・・・とりあえずフィットするかどうかは置いておいて、シャヒン獲得はいい補強と思います。
底から組み立てができる選手が、現状Xアロンソ以外見当たらないのでorz
その助けにはなるんじゃないかな?と言った感じです。

ベンゼマは指揮官との相性の悪さが深刻ですね・・・

理由はまず、単純にモウの好みのFWのタイプの問題。
次いで、多分

1言われなくてもやる選手
2言われてるからやる選手
3言われてもやれない選手

のうち、モウの中で他の多くの選手が1なのに、ベンゼマは2に留まってる段階なんじゃないかな?
・・・あたりと推察します。
随分練習態度も、意欲改革も行われているとは思いますが・・・

>junchangさん

危機的状況と思っています。
いくら2強のファンが突出して多いとは言っても、リーグとして健全な状態とは到底言い難い・・・
自分の場合は無関心ではなく、単純に危機感という形で現れますが(^_^;)

セビージャも一時期上昇気流に乗っていたのが、ここ2年ぐらいですっかり失速してしまった印象です;
む~ん・・・

>hiroyukiさん

スペインリーグが抱える負の問題、現代フットボールが抱える暗部を、よりにもよってエル・クラシコでこれでもかと発揮してしまったという(´Д⊂ヽ

頭が痛い展開でした・・・まったくもーorz
根本から問題を無効化するような解決策を打ち出させていただいてるのは、簡単な問題ではないと腹をくくったからだったりします(´・ω・`)

・・・子供には見せたくない試合ですね。本当に。
直接は自分のことでもないのに、大人のフットボール形成者の一人というだけでも、慙愧の念が頭から離れません(苦笑)

>岩氏さん

見なくて正解だったかも。
選手たちは頑張ってはいたんだけど・・・どこかこう、フットボールに陶酔してない感じ?

集中はしてるんだけど、楽しんでない感じがした。
どっちもが。

結局問題を根本から無効化させるような形、あるいは「人間以外のもの」が介入するような形でしか、この如何ともし難いギャップは埋まらないと思うorz

メール了解ですー。
最低限早めにチェックだけはしておきます!

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この記事へのコメント
No title
課題は山のようにはるが、とりあえず、トリボーテでいくのか、ラモスを真ん中で使いたいモウの眼鏡に適うSBを探すのか、ケディラ以上の選手を探すのか、カルバーリョの相棒は?ベンゼマはどうするのかといったところでしょうか。
2011/05/08(Sun) 09:29 | URL  | 神聖騎士 #-[ 編集]
No title
2強があまりにも飛び抜けすぎていて正直あまりスペインリーグに興味がなくなってしまっているかもです^^

CLのみチェックしてれば良いかなぁ?って感じです。
セヴィージャがレアルに0-5!
一方的過ぎますね!
2011/05/09(Mon) 15:27 | URL  | junchang #-[ 編集]
No title
こないだの試合は後味の悪い試合でしたね。ラフプレーあり、シュミレーションあり…未来のサッカー選手達にはどのように映って見えたのか…
2011/05/09(Mon) 22:00 | URL  | hiroyuki #-[ 編集]
うーん・・・
今回2ndレグは観る気にならなかったなぁ。。。
既に自分の観たいサッカーでは無かったです。いや、プレイの質や戦術とかだけではなく純粋にサッカーとして。

それこそ白面さんの前記事のような感覚。

1stレグで何とも言えない喪失感というか、自分も
1stレグの記事書いてもうこれで終わりでいいやってw


審判の件もバルサの件も・・・何かもう自分の中では終わった感じです。。あとはおっしゃる通り機械判定の導入しか有効な解決策は見当たらない。レアルのクラブ体質は変わる事は無いだろうし・・・

まぁ、モウリーニョには純粋なサッカーファンとして期待はしてますけどね^^


あ、手紙の件メールしといたんで時間あるときにでもまたb
2011/05/10(Tue) 13:55 | URL  | 岩氏(いわし) #-[ 編集]
お返事遅くなりまして申し訳ないです;
>神聖騎士さん

ですねー・・・とりあえずフィットするかどうかは置いておいて、シャヒン獲得はいい補強と思います。
底から組み立てができる選手が、現状Xアロンソ以外見当たらないのでorz
その助けにはなるんじゃないかな?と言った感じです。

ベンゼマは指揮官との相性の悪さが深刻ですね・・・

理由はまず、単純にモウの好みのFWのタイプの問題。
次いで、多分

1言われなくてもやる選手
2言われてるからやる選手
3言われてもやれない選手

のうち、モウの中で他の多くの選手が1なのに、ベンゼマは2に留まってる段階なんじゃないかな?
・・・あたりと推察します。
随分練習態度も、意欲改革も行われているとは思いますが・・・

>junchangさん

危機的状況と思っています。
いくら2強のファンが突出して多いとは言っても、リーグとして健全な状態とは到底言い難い・・・
自分の場合は無関心ではなく、単純に危機感という形で現れますが(^_^;)

セビージャも一時期上昇気流に乗っていたのが、ここ2年ぐらいですっかり失速してしまった印象です;
む~ん・・・

>hiroyukiさん

スペインリーグが抱える負の問題、現代フットボールが抱える暗部を、よりにもよってエル・クラシコでこれでもかと発揮してしまったという(´Д⊂ヽ

頭が痛い展開でした・・・まったくもーorz
根本から問題を無効化するような解決策を打ち出させていただいてるのは、簡単な問題ではないと腹をくくったからだったりします(´・ω・`)

・・・子供には見せたくない試合ですね。本当に。
直接は自分のことでもないのに、大人のフットボール形成者の一人というだけでも、慙愧の念が頭から離れません(苦笑)

>岩氏さん

見なくて正解だったかも。
選手たちは頑張ってはいたんだけど・・・どこかこう、フットボールに陶酔してない感じ?

集中はしてるんだけど、楽しんでない感じがした。
どっちもが。

結局問題を根本から無効化させるような形、あるいは「人間以外のもの」が介入するような形でしか、この如何ともし難いギャップは埋まらないと思うorz

メール了解ですー。
最低限早めにチェックだけはしておきます!
2011/05/10(Tue) 22:10 | URL  | 白面 #kMr7ovrQ[ 編集]
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