インテルやカルチョに関する話題多め
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

絶対に怒っている。こんな感じに→(# ゚Д゚)


インテル 0-0 ローマ


試合終了後、自分が一番に思ったことがこれでした。
言うまでもなくモラッティ会長と、世界中のインテリスタたちのことです。




最大の問題は79分、2トップの一角だったフォルランを下げてムンタリを投入したこと。
正直、我が目を疑いました。


誤解のないように言っておくと、自分はムンタリ神は好きですよ?w
ムンタリスタ的に当然です。

ただ、出番が与えられることが、万事喜ばしいわけじゃない。
時と場合ってもんがあります。


ホームで相手はローマ、絶対に勝利が義務付けられた試合で、カウンター狙いの守備的布陣からゲームをスタート。
少ないチャンスを得点に結びつけるべく、効果的な動きを見せていたミリート、フォルランの2トップに代えて投入したのがサラテとムンタリ・・・

サラテはまだFWなのでいいです。局面打開用の個人技を、現陣容で唯一持っている選手でもあります。
ですが、よりにもよってムンタリ神をこのシチュエーションで出すとはヽ(´Д`;)ノアゥ...


ベンチには昨冬加入し、あっという間にインテリスタの信頼を取り付けてみせたパッツィーニが残っているわけで。



そう・・・現役のイタリア代表FWが残っているわけで。


でもムンタリ神降臨です。


これでファンが怒らないわけがない○| ̄|_



実はあのシチュエーション、パッツィーニ投入はムンタリ投入以上にリスクの高い選択でした。
少なくとも自分はそう思っています。


ガスペリーニのフットボールは、1人1人に連動性と献身性を求めるものです。
パッツィーニは守備に走るわけでも、オフザボールでスペースを作り出せるタイプでもないので、正直に言って相当にガスペリーニとの相性は悪い。
ここら辺は過去、

エトーに続くのは誰だ 後編なんかでも触れてきたとおりですが・・・
今のシステム下で試合に出しても、メリットをデメリットが大きく上回ってしまうのです(´Д⊂ヽ
最悪、パッツィーニを出しても機能不全&守備の問題が大きくなり、1点奪われて負けていた可能性の方が高いぐらいだったでしょう。


でも、ティフォージやモラッティ会長はそんなことは考えません。
第一に考えることはこうです。

何故FWに代えてMF(しかもムンタリ神・・・)を入れた?
何故パッツィーニをベンチに残したままにしておくんだ!!


と・・・
突き詰めればここまでいきます。

何?システム上の問題で使えなかった??
なら何故パッツィーニを生かすシステムにしておかない!

こんなシステムで戦うからいけないんだ!!


――です。


これはガスペリーニを擁護するわけではなく、トータルマネジメント信奉者として言いますが・・・
断じてこの考え方には賛同できません。
ガスペリーニがそうしたフットボールを趣向することがわかっていながら、招聘したのはインテルというクラブ自身です。


個人個人の力に基づいた今までのスタイルを継続して採用することを現場に求めるなら、そうした趣向を持つ指揮官を招聘するのが当然の“筋”ではないでしょうか・・・?


指揮官がチームを機能させるために選手を効果的に使わなければならないように、クラブが指揮官が効果的に機能するよう、あの手この手でマネジメントを行わなければならない。
それが今のインテルには、決定的に欠けています。


確かにガスペリーニは政治が致命的に下手くそで、ティフォージの機嫌を取るのが絶望的になっちゃいない。
けど、ならばこそ冷静にこのクラブで働くことがどういうことを諭して、うまくバランスを取った采配ができるよう、フォローしてやれる人材が必要です。

でも、それが今のインテルにはいません。


かつてはガブリオレ・オリアリが、この役目を担ってくれていました。
例えばマンチーニ・インテルがシーズン終盤、スクデット争いで大変な困難に落ち込んだ時も、必死に指揮官を叱咤激励し、支えようと勤めてくれたものです。
モウリーニョ・インテル時代も、騒動の絶えない指揮官を必死にサポートし、断固として守ろうと奮戦してくれていたものでした。
そんな彼がいなくなってから(一説によると政争の関係で、ブランカが追い出したと言われていますが・・・)、インテルがスクデットを逃し、負のサイクルに落ち込んだというのも、どこか象徴的な話です。

oriai


前回のコラムを含めて、言いたいことは、これでほぼ言い尽くしました。
後はガスペリーニが自分自身で、今最も自分に求められているものに気づいてくれるかどうかに、彼の命運がかかっています。


今求められているものは、イメージ戦略や戦い方、見せ方といった問題です。

結果至上主義と今まではカルチョを定義付けてきましたが・・・
こうして考えてみると、実は違うのかもしれませんね。

イタリアはイメージや人々の機嫌が、プラグマティズムを凌駕してしまう国。
ガスペリーニは一流の戦術家ではあっても、演出家としては四流とも五流とも称せる人物。
それが現在の苦難に通じているのだなと、つくづく実感しきった試合でした。。。





週末の試合まで、彼の首が繋がっていることを切に願います。

クラブもガスペリーニも、今本当に必要な取り組みはなんなのか?
それに早く気づいて欲しいです。

図らずも日本代表監督のアルベルト・ザッケローニが、今シーズン開幕前にミラノの両クラブについて語っていたことを思い出しました。


ミランとインテル?どちらのクラブも偉大なクラブだよ。
ただ、問題が発生した時、ミランが指揮官を守ろうとするのに対し、インテルは内部から攻撃する者が出てきてしまう悪癖がある。
その点はインテルの不安材料だね



<了>

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへ
   ↑  ↑ 
日々の励みになります。
何故かというとこのランキング、一人でも多くの方に読んでもらえるきっかけになるからでして――

1日1クリック、いただけますと幸いです。

【2011/09/18 07:35】 | ムンタリ神
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。