インテルやカルチョに関する話題多め
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さて・・・
犬も食わない、少女のようなセンチメンタリズムはさっさと終わりにして、ここからは少しシビアな話に入ります(笑)

今後、当ブログでは、以前から触れていたマリオ・バロテッリについて、不定期連載で少しずつ・・・
彼を取り巻く環境と、彼自身について語っていきたいと思います。

今回はまず、マリオ・バロテッリという青年の人と成り、パーソナリティについて、発達心理学の観点から考察を加えていきます。

~彼の振る舞いを読み解く上でのヒント~
◎「3つ子の魂100まで」

人間の性格、行動の規則性や方向性などは、実際に3歳前後まで基本的な方向性が固まるというのが定説ですが・・・
これは通常、人の大脳の形成・枠組みが、この頃までに完了するためと言われています。
こうしてできた枠組みをベースとして、子供たちは一人ひとり、別々の個性を獲得していきます。

フットボール的なニュアンスで例えるならば、人はまず人生の最初のころに、4-4-2や4-3-3など、自分が生きていく上でのシステムを決めてしまう。
まずこのシステムありきで、その後に攻撃に関して縦に早いスタイルやポゼッション重視、守備はプレッシングかリトリート中心かなどといった約束事を決めて、各々の好みの選手を当てはめ、好みのスタイルを植え付けていくというわけです。

当然、その内容は千差万別。
例えシステムが一見同じようでも、ポジションごとの役割、キャラクターが違えば、見えてくるスタイルはまったく別のものになりますよね?

まさに性格、個性とは、こうして構築されていくのです。

しかしこの際、注意しなければならないことがあります。
それは、

「世間の常識と、彼らにとっての常識が、必ずしも合致するとは限らない」

、ということです。

個性を獲得し、自らのルールを構築していく中。
しばしば私達は、彼らの思考や言い分に驚かされることになります。


極端な例をあげれば・・・
たとえば子どもたちの中には、

「GKをゴールマウスに2人いれれば、なかなか点は入らなくなるだろう!!」

と考え出す子がいるかもしれません。
あるいはこれを、3人、4人と増やしていくというアイデアを出す子だって出てくるかもしれません。
中には、

「足で運ぶよりも、手で運んだ方が相手にボールを取られずに済むし、たくさん点が入るよ!」

などと言い出す子がいたっておかしくはない。
実際に、自分が子どもたちが、そういう反応を示すところを見てきたので・・・これは確信を持って言えます。


そうです。

私たちが現在持ち得ている知識や一般常識は、後天的に培われたもの。
誰にだって、フットボールのルールを知らない時はあったはずですよね?

誰もが、GKは一度に1人までと、最初から知っていたわけではない。
11人でやるべきスポーツと、学習したのはいつのことだったか・・・今でもそれを明確に覚えている人が、果たして何人いらっしゃるのでしょうか?

フットボールとは、10人のフィールドプレイヤーと、1人のGK、併せて11人で行われる。
例外的に、GKが自陣のペナルティエリア内で使用していいこと以外は、手でボールを扱ってはいけないスポーツである。

こうした”常識”は、繰り返しますが、後天的に培われたものです。

そして、『世間の』“常識”とは、【大人】が作り上げるもの。
【大人】の常識は、往々にして

「子どもたちの“常識”」

とはすれ違う。

常識がすれ違えば、ルールが異なるもの同士が接すれば、そこに何らかの変化・・・
時には対立が生まれることも已む無しかな――です。

子どもたちは第一に家庭、次に保育園や幼稚園、学校などといった施設での生活を通して、個人対個人、個人対集団・・・様々な形で
『世間の』“常識”
を学んでいきます。

そこで彼らは、初めて世間の常識と、自らの常識の相違を知る。

科学的な法則を知識として学習し、伝統的に受け継がれてきた慣習を習得し、思考・体験を繰り返して、長の時間をかけて・・・彼ら自身もまた、
【大人】
になっていくのです。

察しのよい方は、自分がもう何を言わんとしているのかが、おわかりいだたけているかと思いますが・・・

そうです。
マリオ・バロテッリという選手は、その意味ではどうしようもなく『子ども』なのです。

世間で語られる精神年齢の尺度や、成熟度という解釈だけで言っているわけではありません。
それよりももっと根本的な部分、

"思考のあり方、物事の認知の仕方といった構造が、極めて児童的"

であるという点こそが、決定的なポイントと言えます。


単純な我が侭や個人主義とは、一線を画するマリオの言動。読み取るヒントの一つに、その思考性のパターンがあげられる

育ての両親に対する深く、強い絆(愛情)と、生みの親への憎悪を含む反発。

人種的なルーツをアフリカ(ガーナ)に持ちながら、イタリアで生まれ、育ったことと関連する、アズーリに対するこだわりと、「イタリア人」としての自負。

遺伝的な側面も含めた、時に本人が意図した(望んだ)わけではなくても、激昂してしまう性質。

彼の持つ特徴は、他にもいくらでもありますが・・・
その問題の多くが、この性質に端を発する、もしくは火に油を注ぐ形で悪化していくというケースが多かった。


今回はここまで。
次回は彼の振る舞いについて、今回得られた視点を元に、より深く考察していきたいと思います。

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【2010/09/22 21:46】 | その他特定選手に関すること
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