インテルやカルチョに関する話題多め
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まずは以前の記事の続報、というか追記を。

モラッティ、モウリーニョ退任は「裏切りだったが…」
※from Gazzetta it

何と言うか、実にモラッティ会長らしいコメントと感じました。
おそらく前回よりも、こちらの方がだいぶん正確な翻訳と思います。これまでの言動から考えてみても理にかなっている。

前回語り尽くしたテーマなので、これ以上触れる予定はなかったのですが・・・ひとつだけ付け加えるとすれば、インテルの会長が、マッシモ・モラッティその人でよかった、ということぐらいでしょうか。
改めて、インテリスタであることに幸せを感じました。

ここ最近の動きは、明らかに会長職を退き、隠居生活に入らんとする布石をひとつ、ふたつと打っているように見えるわけですが・・・例え現場から退いたとしても、その功績と人柄について、自分は決して忘れることはないでしょう。
どうか長生きしていただきたいものです。


そして今回の本題。

「ラファエル・ベニテスのスタイルとは」

ベニテス新監督がインテルでの仕事をスタートさせて、早2ヶ月あまり・・・試合が始まった時期で考えるなら、だいたい一ヶ月ということになるのですが。
選手が満足に揃わない、コンディションがよくない、新戦力の補充もない、6冠の可能性はばっちり潰える・・・
どう考えても順風満帆にはいっていない(苦笑)船出となりましたが、一応それでもいくつかの結果は出揃っている。

というわけで、今回はラファこと、ラファエル・ベニテスその人がテーマです。

戦術的なことは、他のもっと詳しい方に任せておいて(笑)
自分はやはり、人間関係の構築法・・・心理的なマネジメントや、周囲へのアプローチに絞って話をしてみます。


1、温厚だが、一筋縄ではいかなそうな人柄

まあ・・・これはモウの後任で来ただけに、余計にそう感じるのかもしれませんがw
それでも、カルチョ特有の粘着質&挑発的なメディアに対し、

「私はイタリアに来て、ローマやユヴェントスとの試合が近づくと、何か特殊な状況になるということを学んだ」

と、ある種のユーモラスすら含ませた皮肉な解答をしてしまう辺りは、なかなか気の利いた人物なのかもしれないと感じました。
うん、実に理解が早くて助かります(笑)

流石、内部でゴタゴタが続くリヴァプールで、長年戦い続けてきたわけではないな・・・と。
かつての終りなき闘争、負の連鎖との衝突を考えれば、彼にとって今の環境は幾分もスムーズな仕事をやりやすい職場なのかもしれませんね。

この点は好感度大です。

2、意思疎通と規律の問題

規律という点では、前任者に比べて大きく緩いのがベニテス流のようです。

欧州頂上決戦(?)のアトレティコ・マドリー戦、リードを奪われていた苦しい状況でルシオがFKを蹴りたがったり、プレッシングが昨シーズンに比べて明らかに足りない=走行距離の短さは気になります。
もちろん、フィジカル的な側面や戦術的な相違もあるのでしょうが・・・

少なくとも、モウほど約束事を徹底し、自己犠牲を求めるタイプではなさそうに思えます。
それはそれで全く構いませんw アプローチが違っても、それは優劣のつくことではありませんので・・・

問題は、歯止めを失い、それがネガティブな方向性に傾いてしまうかどうか?という所です。

チームが勝ち続けている間はいいでしょう。逆に言えば、負けが混みはじめ、雰囲気が悪い方にシフトした時こそ・・・
彼の本当の手腕が、見えてくるということでもあります。

彼はまだまだ、カルチョの流儀を勉強中の身。
その分だけ、選手との意思疎通に割く時間が足りていないのかな、とは感じました。


前任者との比較は避けられないが、ここまでの仕事ぶりは十分賞賛に値する内容。とは言え、本当の器が見られるのはこれから

3、選手を見定めようと、今はあれこれ使っている状態。問題はその先

若手を含めて、なるべく多くの選手を試合で使って見よう、という意思は感じます。

この点はおおいに評価すべきでしょう。
三冠達成で弛緩し、ちょっとでも不甲斐ない働きをしようものなら、レギュラーの地位はまったく安泰ではない。
昨シーズンのメインメンバーたちにも、どんどんこうしたプレッシャーは与えていくべきです。全員、言うまでもなくプロなのですから( ゚ー゚)

問題は、その先にある。
ちょっと気になった話として・・・レッズでは特に、特定選手との対立が激しかったことが挙げられます。

この点に関しては、こちらのサイトがとてもわかりやすく参考になるかと。

ベナユン「原因はラファ」

ここに挙がっているベナユン以外にも、ライアン・バベル、アルベルト・リエラなんかとも確執があったと聞いています。

これは以前から、第三者視点から見てみても、

「何と言うか・・・選手とあんまり対話しないのか、コミュニケーションが決してうまくはない人なのかなぁ?」

と、疑念に感じていたところでした。
モウがサブ組の選手から干した選手に到るまで、常に一定以上の関係を構築していただけに尚更です。

ただ、あくまでもこれは前任チームでの話。
インテルでは彼自身、少なからずメソッドを変えるよいチャンスと考え、アプローチを変えてくるかもしれません。

勉強熱心で知られる人物ですので、うまいことカルチョやインテルの文化を吸収。
個人的には、一本筋の通ったものを持ちつつも、一人ひとりの個性にうまく適合した人付き合いをしてくれれば、おのずと信頼関係は構築されていってくれるんじゃないか・・・と期待しています。


一番の問題は、コミュニケーションと文化性の理解。マンチョのようなジレンマに陥らないよう、カルチョ特有のマインド・カルチャーを理解しながら愉しんでやって欲しい

まだまだ未知数、これから始まるベニテス・インテル。
その仕事ぶりを、若干不安に感じながらも楽しみに見ていきたい次第です。

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【2010/09/24 22:05】 | インテルなこと
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