インテルやカルチョに関する話題多め
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まず前回のおさらいである。

仕組み①:守る側は最終ラインの背後に、ボールを持った相手選手の侵入を許してはならない。
補足:それがペナルティエリア内だと、尚始末が悪い


これを大前提として、今回は最終ラインが下がっていく理由についてお伝えしよう。

◎本日のテーマ:攻める側が一番狙ってくること&その対策

いきなりだが、結論からお伝えしよう。
それは、仕組み①の状況を作り出すことに他ならない。
つまり、

最終ラインの奥で、GKと1vs1の状況を作り出す

だ。
尤もそこに到るまでには、いくつかの異なる方法があるわけだが……
努めてシンプルに分類すると、

①ドリブルで相手を抜き去って1vs1
②味方からパスをもらって1vs1


となる。

この内、①の状況を作り出すのは、とてもとても難しい。
だいたいCBというのは2人以上がセットで、最終ラインを形成していることが多い。わかりやすく言うと、まやや(吉田麻也)と今ちゃん(今野 泰幸)のようにだ。
勿論、最終ラインの位置をコントロールするの上では、どちらかが意識してポジショニングを統率する訳だが、今回はそんな七面倒臭いことは置いておこう

つまりドリブルする選手は、

こういう状況で相手を抜き去らなくてはならないのだ。
超ワールドクラスであっても、そう易易とどうにかできる状況でないことがおわかりいただけるだろう。

②はこれに比べ、現実的におおいに起こり得る状況だ。
実際、私達はいくつかの試合で、こういった場面を目にしているはずである。
いわゆるカウンターの場面だ。特にロングカウンターは、最終ラインを押し上げるリスクをわかりやすく体現している。
端的に言うと、こういうことになる。

俊足のFWが、味方が攻めこまれている状況でも自陣深くまで戻らず、じっと相手の最終ライン付近で構えている理由は、これを見ればおわかりいただけることだろう。
相手がリスクをかけて攻撃に人数を割けば、必然、こういった失点のリスクは上がってしまうということだ。

ここで、冒頭の仕組み①を思い出して欲しい。

――そうなのである。
最終ラインの位置を下げれば、背後のスペースに侵入されるリスクは減る
のだ。
図解するとこのように↓

GKとDFの距離が短い分だけ、侵入できるスペースが激減していることがわかるだろう。
最終ラインが下がるのにも、それなりの理由はあるのである。

※チェック

ここで余力のある人(;´Д`)は更に押さえておきたいのが、オフサイド判定のルール変更についてである。

かつてACミランを率いたイタリア人監督、アリーゴ・サッキは、ゾーンプレスという戦術を生み出し、最終ラインを高く押し上げることの有用性を世界に知らしめた。
しかし、
「こりゃあかん!」
と思ったのか何なのか、FIFAのお歴々はオフサイドに関するルールをあれやこれやと変更して、最終ラインを上げるリスクを高めるルール変更を行った。
このルール変更は、今も尚、現在進行形で続いている。

ちょうど折よく、Jリーグにもドンピシャでオフサイドのルール変更に関する話題がある。
以下は、日刊スポーツさんからの抜粋だ。

日本サッカー協会の上川徹審判委員長は2日、オフサイドの位置にいても相手選手の意図的なバックパスやクリアなどを奪った場合は反則にならないことなど解釈が明確化された競技規則について、J1は再開する6日の第14節から適用することを明らかにした。

 3月に競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が「相手競技者に干渉する」「その位置にいることによって利益を得る」との条文についての解釈を、より具体的にした。GKがセーブしてはね返った球や、相手選手に当たって方向が変わったボールをオフサイドの位置で受けた場合は反則になる。


――と、なんだかこれだけ読んでも何が何だかという感じだが、一言でまとめると

ルール変更により、最終ラインの位置を上げてもオフサイドが発生しづらくなって、守る側にとってはすごく損

なルールになってきた、と理解していただければよい。

……と、いう訳で。
皆様既になんとなく察しはついていらっしゃるかと思うが、これが本日のまとめとなる。

仕組み②:最終ラインを下げることによって、仕組み①の守る側が最も困る状況は回避しやすくなる。
補足:オフサイドに関するルール変更で、ますます最終ラインを高い位置に押し上げづらくなった



なんだかあまり話が進まなかったような気もするが、とりあえず今回までで、2つの大前提が確認を終了した。
超がつくほど初心者向けの解説ということで、まだるっこしいのはご勘弁願いたい。

ではまた。


にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへ
   ↑  ↑ 
1日1クリックいただけますと、管理人のやる気スイッチに火が灯ります。
何卒ご協力、よろしくお願いします。

【2013/07/05 00:19】 | タクティカル
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。