インテルやカルチョに関する話題多め
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女子代表が残念ながらも敗れ、いよいよもって男子代表に期待がかかる東アジアカップ。
メディアはこの一戦を必勝と位置付け、現地観戦組の報告がタイムラインを賑わす。開始まで2時間を切った今、自分の周囲でもにわかに対戦ムードが高まっているところではある。

だがしかしまぁ、なんとも不可思議なものだ。

開催前には

この大会で新戦力の発掘を!!

と騒ぎ、中国戦で引き分けては

オーストラリア戦は負けられない!

と騒ぎ、韓国戦の前には

必勝だ!優勝だ!

と騒ぐ。
いっそ清々しいほどのブレっぷりである。

皆が皆、代表に要求するものは違う。全員一致、そのすべての要求に応えることは不可能だ。

やれ、国内組を使え。
さえ、特定クラブの選手を使え。
ほれ、戦術のバリエーションを増やせ。
はれ、何が何でも勝て。

要求の曖昧さ。これがチームに与える悪影響は少なくない。

個人的なことを言わせてもらえば、今回の東アジアカップに関しては、普段は国際Aマッチで充分に起用できない選手を、どれだけ見定められるか?
そこを主眼に置いた大会だと思っている。

ただ個人のクオリティーを評価するだけでは足りない。
本田や長谷部ら、現代表に確実に主要ピースになってくる選手たちと組み合わせた際に、どれだけ影響力を発揮できるか?
どこまで正確にその可能性を査定できるか、それが重要と思うのだ。

言い換えれば、その査定方法が理に適っていれば、結果は
いい方へ出れば祝福すべき
程度のものでしかない。
勿論、やる以上は勝利を目指すのが当然だ。
だが、少なくともヘイトスピーチを繰り返し、対戦国と下品な言葉を交わし合う様は滑稽極まる。
それはただの喧嘩であって、もはやスポーツではない。喧嘩を売る者は勿論、買う者の品格も問われるところだろう。



そういう訳で、今晩の試合ないし今大会の成果は、次回の代表戦に持ち越してこそ意味がある。
結果を正しく次回の活動へと繋げ、より可能性を広める。
これが生産的な評価活動ではないだろうか。

試合には勝っても、今回得られた戦術的な評価点、反省点、個人のパフォーマンス、練習法の改善策。
そういったものを次回に生かせなくては、例え勝利しても何の意味もあるまい。

無論、すべての要求に応えられれば、それは理想的な展開だろう。

だが待って欲しい。
当人が追求するのは構わない。だが、要求が増えれば増えるほど、現場にいる指揮官や選手たち――遂行者の目線がぶれ、相対的な達成率が低くなることにはお気づきだろうか?


さて、指揮官は何を目的としてこの大会に臨む、と言っていただろうか。
それをよーく思い出して欲しい。

周囲から発せられる要求には、応えるのも応えないのも、当人たちの責任において自由だ。
だが、自分自身の口から発せられた公約については、達成の義務がある。

それを念頭に置きつつ、今晩の試合を楽しもうと思う。


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【2013/07/28 18:43】 | フットボール叙事詩
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