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インテルやカルチョに関する話題多め
開幕前の雑感シリーズです。
今回のお題は川崎F。

結論から言うと、川崎@ACLは舞祭組よろしく、

棚からぼたもち

の精神で臨むのが吉、というお話です。

川崎の現在地、前提条件を確認しておくと、

・二足、三足の草鞋(最高で四足まで増加!)を履きこなして踏み倒せるほど、選手の層が厚くない。ACLとリーグ戦の並行ですら四苦八苦は必至。

・現チームのスタイルがややリーグ戦向き(守備をガッチリ固める相手に勝ち切れるくずしきるクオリティはリーグ随一。
一方で下位相手の勝負弱さ、という別の弱点も存在するが)

・海外のクラブが相手=スカウティングがただでさえ強くないのに、相手チームの綿密な情報が調べられる訳も、対策がしっかり講じられる道理もない。※資金力の限界も如何ともし難い

・負けたらそれまでの高リスク

……とまぁ、ざっと思いつくものをあげていくだけでも、ACLの「美味しくなさ」が際立つ訳です。



一方で、川崎があれは本気で、これは八分の力で……みたいな真似ができないチームなことぐらい、十分身に沁みて知っている訳でして。
風間以下チームがどう戦うつもりかはわかりませんが、

目前の試合を真面目に戦うのはいいが、全力を超えるプレーをしてリスクを背負うな

ということだけ、今は言っておこうと。
とにかくこれが恐い。
"無理して負傷しがちクラスタ"代表選手の大島をはじめ、川崎は勇気と無謀、真剣と無理の一線を見誤って体を壊す選手が多すぎるクラブという印象が、自分の中では強いせいやもしれません。

目先の勝ち星のために負傷・欠場のリスクを負うプレーは控えろ……ということは、殊更強調しておきたい部分ですね。
その上で、運があれば予選突破まで漕ぎ着けましょう。

ACLに限らず、国際トーナメントは質、量以上に、ジョゼ・モウリーニョ曰く「細かなディティール」……わかりやすい言葉でまとめるなら「」がものを言うコンペティションです。
若手・控え組の登用おおいに結構。プランBの模索?大歓迎。
“勝ち抜くため”と同時に、“実戦の機会を増やせる”ことを第一のメリットと受け止められれば、勝敗以外の可能性が無限に広がるでしょう。
結果を狙うのは、棚からぼたもち式に、あれこれがうまく回りだしてからでいい。


明日の試合もリーグ戦開始前の試金石、運勢占いぐらいの気持ちで見守ろうと思います。
真摯に戦えば、いずれ幸運もついてきましょう。

<了>

【2014/02/25 23:18】 | 川崎フロンターレなこと
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