インテルやカルチョに関する話題多め
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今回はシンプルに今必要な話題だけを書き連ねることにする。

テーマは既にご存知の方も多いかと思われる、昨日の浦和vs鳥栖戦で掲げられた
Japanese only
の垂れ幕についてだ。



事件の全容は明らかになっていないが、以下に参考リンクを一部まとめてみた。情報の正否、信ぴょう性等は自己責任で判断していただきたい。

浦和レッズの人種差別弾幕について~forでろブロ

サガン鳥栖戦での出来事について~浦和公式

浦和レッズの試合で差別的横断幕「JAPANESE ONLY」

結論から言うと、差し当たって最も重要なことは

「自浄作用を高めない限り、スタジアムの差別問題はなくならない」

ということだ。
Twitterでも述べたが、その点で最も効果的な策は勝ち点の剥奪と見る。

今後の対応について順にまとめよう。
まず、協会側が浦和に対して何かしらの処分を下すとすれば、大きく分けて以下のパターンが考えられる。

1, 2部、3部降格を含めた超厳罰処分
2, 勝ち点の剥奪
3, 罰金の徴収、無観客試合等
4, 証拠不十分につき不起訴、もしくはクラブ側への対応一任


この中で最も避けなければならないのが4だ。これだけ明確な形で掲げられた垂れ幕に対し、「意図なし」などという言い訳は通用しない。
国内を黙らせた所で、海外が黙ってはいない。政治の世界では定番の展開だが、フットボールの世界が極めてグローバルな視点で動いている以上、内々のなあなあ体質は致命傷に次ぐ致命傷な事態を招く。

3も効果は薄い。実際には痛手になっても、垂れ幕を下げた当事者たちに何が悪いのかが伝わり難く、また浦和の財力の大きさが問題の本質を見えづらくさせてしまう。長いものには巻かれろ、臭いものに蓋をする的な発想で、問題の根本的な解決を先延ばしにしてしまう可能性が高いからだ。


最も効果的なのは、2の勝ち点剥奪で間違いない。
冒頭で述べた「自浄作用」を、最も健全な形で促進するからだ。1はあまりに苛烈に過ぎて、この国におけるフットボールの息の根を止めてしまいかねない(実現もできないだろうが)。

巷でよく見かける意見として、

大多数の良質な浦和サポーターも憤っている」「彼らに罪はない

という声を見かける。確かに、本質的にはそうだろう。筆者も同意権だ。

しかし、それを盾に問題点を見逃してよいのか?というのは、まったく別の問題だ。
その一部のせいで浦和サポーター全体に嫌疑の視線が投げかけられていること、そして日本のフットボール文化全体が今、世界から懐疑的な目を向けられていること。これを知らないとは言わせない。

膿の対処をクラブに押し付け、自分は面倒なことに関わりたくない……などというスタンスでは、「日本を代表するクラブ」「国内随一のサポーター集団」という評価が泣く。
善良な大多数のレッズサポ
という言葉に違わず、卓越したエネルギーと行動力で差別根絶に向けて具体的な行動を取ってくれねば困る。浦和ほどキャパの大きな、絶対数の大きなサポーター集団であれば、彼らが自浄作用を発揮できない限り、また何度でも同じような事件は起こるからだ。
この点は悪寒に近い形で確信している。

クラブもクラブである。
話を全面的に鵜呑みにする気はないので、今は対応を見守っている段階だが、今回ほど浦和レッズというクラブが内外にそのあり方を問われた案件はない。
仮にこれで一部の悪質な“自称”ファンの恫喝に屈するようなら、金輪際そのあり方を許すことはできなくなる。これまで抱いていられた良きライバルという認識、国内最大のクラブという尊敬を捨て去り、憎悪を持って戦わずにはいられなくなる。

それが、筆者は怖い。
理屈抜きに、感情的にフットボールにレイシズムを持ち込んだ面々と、それを許容した浦和が許せなくなる予感があるからこそ、この問題に神経を尖らせている。


故に、クラブとサポーター、更にはレイシストたちにも、彼ら全てに大打撃を与える施策。
かつ、その他多くのクラブと、そのファンたちへの警告。
海外に向けて、こうした差別を許さないという、断固とした決意の表れ。

その全ての条件を満たす一手として、勝ち点剥奪が妥当ではないかと考えるのだ。
賭けてもいい。
これならクラブも、大多数の浦和サポーターも、レイシズムの台頭を断固阻止しようと必死になれる。


今回必要な手記はここまで。今後はしばらく、事の推移を見守ることにする。

もし協会やクラブが取った行動が、筆者として十分に納得のいくものであれば、後編のために筆を取る必要はなくなる。誰でも失敗は犯すものだ。この一件は日本国内のフットボールファンが、スタジアム内に差別を持ち込むことは禁忌である……という戒めができた貴重な一件として、人々の脳裏に記憶される。

だが、もしそうならなかった時は……

後編を書かずに済むことを切に願う。

<了>

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【2014/03/09 23:06】 | 他国リーグや各種協会・組織なこと
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御意ですね。
てっちゃん
いつも楽しみにしています。
私はモウリーニョというよりは、ユルゲン・クロップ派ですので、戦術論議には必ずしも同調できませんが、今回のブログ内容に関しては「おっしゃる通り」だと思います。
「知りませんでした」では済まされず、何らかの厳しい罰則は必須でしょう。まあ、ある意味、周囲に陥れられた感は否めず、真意を知りたいところです。


Re: 御意ですね。
白面
ありがたいコメント、痛み入ります。

実は自分、展開しているフットボールの質自体は、断然クロップの方が面白いと思っています(オイ!w)。バイヤンが最初クロップに粉かけておいて、結局同じユルゲンでもブランド重視でクリンスマン呼んだ時には
「あほかい!(;´Д`)」
って心底失笑した程度にクロップは買ってますし、好きなんですw
ジョゼは最近はそこまで追わず、生暖かくどう変化してるかな~……ってチェックしてる感じですね。相変わらずエリート集団の統括には向いてると思う一方で、チーム掌握術やメディア戦術、若手育成はなかなか変化がないな~…と感じていたり。

手記については、多分後編を来週中にもどこかで書きます。
思う所がありましたので……


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コメント
この記事へのコメント
御意ですね。
いつも楽しみにしています。
私はモウリーニョというよりは、ユルゲン・クロップ派ですので、戦術論議には必ずしも同調できませんが、今回のブログ内容に関しては「おっしゃる通り」だと思います。
「知りませんでした」では済まされず、何らかの厳しい罰則は必須でしょう。まあ、ある意味、周囲に陥れられた感は否めず、真意を知りたいところです。
2014/03/12(Wed) 01:27 | URL  | てっちゃん #-[ 編集]
Re: 御意ですね。
ありがたいコメント、痛み入ります。

実は自分、展開しているフットボールの質自体は、断然クロップの方が面白いと思っています(オイ!w)。バイヤンが最初クロップに粉かけておいて、結局同じユルゲンでもブランド重視でクリンスマン呼んだ時には
「あほかい!(;´Д`)」
って心底失笑した程度にクロップは買ってますし、好きなんですw
ジョゼは最近はそこまで追わず、生暖かくどう変化してるかな~……ってチェックしてる感じですね。相変わらずエリート集団の統括には向いてると思う一方で、チーム掌握術やメディア戦術、若手育成はなかなか変化がないな~…と感じていたり。

手記については、多分後編を来週中にもどこかで書きます。
思う所がありましたので……
2014/03/15(Sat) 23:36 | URL  | 白面 #-[ 編集]
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