インテルやカルチョに関する話題多め
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2014年、11月13日現在。
川崎フロンターレの今シーズンは、高確率で無冠に終わろうとしている。

まだか、まだかと多くのサポーターが望み続けて、早何年が経過しただろうか。果たして、この目標は我々には高望みだったのだろうか? 関塚時代は毎年のようにあと一歩でタイトルを逃し、シルバー・コレクターなどと揶揄されたものである。だが、昨今はそれにすら手が届かなくなっているのが、このクラブの現状だ。

多くのサポーターの嘆きを耳にした。

敗戦後に各種SNSを開けば、そこには叱咤激励と悔恨、総括と呪詛の言葉が並んでいる。
程度の差こそあれ、少なくとも悔しさを全く感じない者はいないだろう。かく言う自分もその一人である。後悔が残らない敗退など存在しない。

他方――クラブの現状を鑑みれば、妥当な敗退であるとも感じている。
何故か? 理由は単純明快で、このクラブには最終勝者となるのに必要な要素が、まるで足りていないからだ。

まず、歴史が足りない。資金が足りない。クラブ運営の戦略も不足している。補強は決して満足のいくものではなく、選手層は決して厚くない。本拠地は専用スタジアムではなく、キャパの不足を露呈していた。ユース年代の力不足は戦績を見るに明らかだ。
ピッチレベルに話を振れば、指揮官はこのクラブがプロとしてのスタートであることを忘れてはならない。主力の一部は老いを隠せなくなってくる年齢であり、若手の多くはまだまだ経験不足だ。最もわかりやすい事実として、ワールドカップの舞台に送り出すことができたのは、土壇場で滑り込み選出を果たした大久保嘉人だけであるし、他の選手が候補だけでもいい、この2年間でどれだけ代表チームに参加できたか? それを考えれば、戦力の不足は言わずもがなである。

とは言え、このもどかしい状況が長続きすれば、耐え切れないサポーターがいよいよ増えてはくるだろう。だが、結論から言って道はシンプルに2つしか無い。

今の歩みを継続するか。

クラブ運営の根幹に関わる部分を変えるかだ。

前者はそのままの意味である。予算運営と補強戦略、指揮系統の責任の配分を現状維持した上で、上積みを重ねて勝利を目指すか。

翻って、後者の変化は多岐に渡る。最も簡潔、かつ必ず行われる選手の入れ替えやスタッフの変更、指揮官の交代は序の口。借金を厭わない補強戦略、観戦チケット他サービス料金の見直しなど、言及し出せばいよいよきりがない。

あくまで、個人的な考えであることをご承知いただいた上で申し上げるが……
率直に言って、クラブ戦略は変えようが無い。Jリーグの中でも後発で歴史が浅く、企業体としても、フットボールクラブとしても、体力も人材も不足している川崎フロンターレが、一か八かの賭けに出るような方針転換を図れるものか。少なくとも、現フロントにはそこまで踏み込む勇気も、現陣営に対する自信も無いだろう。

次いで、一部の激高したファンが唱えている、指揮官の交代も得策とは言い難い。
高畑や相馬の過ちを繰り返すだけで、人材を使い減らして、観客動員数を落とす可能性の方がはるかに高いだろう。選手たちから風間不要論、反対論が台頭するようであればともかく、少なくとも今現在、その徴候は見られない。山頂へのアプローチは複数あれど、選手たちの多くは風間が示した道を登ることを選択し、またそうでない者はチームを去ってきた。それがここ2年間の川崎である以上、余計な混乱を助長するだけだ。

忘れるなかれ。
このクラブは、指揮官も選手も若い。未熟である。

だが、それ故に愚直に、攻撃的スタイルを追求できる無謀さがある。
時にそれは愚かしさにも繋がるが、だからこそこれだけ多くの人を魅了できる……単刀直入に言って金になるフットボールを模索できているのだ。
そして観客動員数とは、直接的にクラブ財政に関わる。何らかの方法で金が入らなければ、そもそも戦力は増強できないことを、今一度冷静に考える必要があるのではないか。
その意味で、新たにキャパを増やしたスタジアムが使用できる来季以降、どれだけ人を入れ、集めた資金を使うのが重要となる。

逆説的な話ではあるが、シーズン開始当初に
vs蔚山現代。意味なき敗戦にあらず

書き遅れ(2)今季もシーチケ買い控えの理由。
で申し上げていた通り、自分は今季の川崎Fが、タイトルを狙えるのに十分な戦力を擁しているとはとても思えなかった。今季、来季は積み上げのシーズンになるという姿勢でチームを見ていたし、故に多くの失敗を我慢強く鼓舞し続けることになるだろうとも感じていた。

フロンターレの戦いぶりを見ていて、我慢し難いこと、気に入らない点はいくつもある。だが、少なくとも現時点では、懸命に戦った上でタイトルに手が届かないとしても、そのことを責めるつもりはない。

残されたリーグ戦を戦い尽くし、その上でオフを見守る。
変化の必要性を考えるのはそれからでいい。

<了>

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【2014/10/13 23:47】 | 川崎フロンターレなこと
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どうでもいいや
狸の巣
屁理屈だけは立派だ。 100億円くらい寄付してからものを言え。 せめてシーズンチケットくらい買って貢献しろや。 

Re: どうでもいいや
白面
この度はコメント、誠にありがとうございます。

いやぁ…実はですね。お笑い草なのですが、シーズンチケットに関しては、結局購入していた方がお金が安くあがってたぐらい、等々力には足を運んでしまっておりまして(笑)
自分のような特別なこだわりがない限り、是非にお買い上げいただいた方がいいと思います。本当にお買い得な価格設定なことを、ここ数年で痛切に実感しているというww

100億は無理なので、せめて1億ぐらいはと思い、BIGに手を出してはいるのですが……これが本当に当たらない(;´Д`)
等々力の来場者のうち、1万人が毎試合購入していけば、1シーズンで誰か1人ぐらい補強資金を捻出できないかなぁなど、詮無きことを考えるのですが……夢物語ですね(´・ω・)
石油の国から、ポンと大金出せるスポンサーが来てくれんかなぁ……と、夢想に苦笑いする毎日です。

ボクも”前者”に賛成です
はじめまして、ボクも現行路線継続派です。
そもそも、風間さん就任と聞いたときから、その目指すスタイルが浸透するまで最低でも5年、長くて10年はかかると思っていました。
風間さんに課せられたタスクは、トップでのタイトル獲得だけにとどまらず、ユースまで含めた包括的な強化・スタイルの確立だと思っています。
著書にも、庄子GMからユースも含めた強化を打診された旨が書かれていたはずです。
であるならば、それこそ10年はやってもらわないと。
それに、これは個人的な見解なのですが、ボクは憲剛がいる間はリーグ優勝はできないのではないか?と思っています。
今のチームは、良くも悪くも憲剛に引っ張られる傾向が強いです。
安易な失点やここぞの試合でのやらかし癖などは、憲剛のムラッ気のあるメンタルそのものとも取れるのです。
ジュニも同様でしたが、そのジュニと憲剛によって築かれた時代の遺産(関塚体制の遺産だとは思っていません)で戦っている現状では、行ってもシルバーメダルがやっとな気がしてならないのです。
サポーターとしては、甚だ寂しい、そして情けない意見であることは百も承知なのですが…。
最近は大島のミスや守備での軽さが悪目立ちしてますが、次代のことを考えたら目先の結果には目をつぶり実戦で大島を育てることも重要だと思っています。
勝負は、絶対に次代に来ると信じて、今はひたすら我慢です。
とは言っても、粗さが目立つとはいえ特別なサッカーを見れて、しかもそれなりの結果を伴いながらなわけですから、我慢というほどのことではないんですよね(苦笑)

Re: ボクも”前者”に賛成です
白面
はじめまして、お返事遅れてしまい大変申し訳ございません(;´Д`)

憲剛については、トップフォームで活躍できるようであれば、依存し過ぎない限りは貴重な戦力として今後も頼りにできると思います。一方で、仰る通り憲剛ありきになってしまっては元も子もない。
いよいよ年齢的にもフル稼働が望めなくなってくる来年、再来年に、さてどう戦力として活用していくのかがポイントになると思います。カルチョ的に例えるなら、トッティがいる時のローマと、いない時のローマが、それぞれ異質なチームとして成立するような…………憲剛をプランAとするなら、不在時のプランBまでは最低限確保した上で戦いたいですね。実際、ここ最近の苦戦は8月の日立台以降、きっちり各クラブに川崎のやり方を研究されてる部分が大きくありますので……

何にせよ楽しませてもらってます。なお、若手のミスや成長を見守るのは、自分も大好物です(笑)

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コメント
この記事へのコメント
どうでもいいや
屁理屈だけは立派だ。 100億円くらい寄付してからものを言え。 せめてシーズンチケットくらい買って貢献しろや。 
2014/10/14(Tue) 15:01 | URL  | 狸の巣 #mQop/nM.[ 編集]
Re: どうでもいいや
この度はコメント、誠にありがとうございます。

いやぁ…実はですね。お笑い草なのですが、シーズンチケットに関しては、結局購入していた方がお金が安くあがってたぐらい、等々力には足を運んでしまっておりまして(笑)
自分のような特別なこだわりがない限り、是非にお買い上げいただいた方がいいと思います。本当にお買い得な価格設定なことを、ここ数年で痛切に実感しているというww

100億は無理なので、せめて1億ぐらいはと思い、BIGに手を出してはいるのですが……これが本当に当たらない(;´Д`)
等々力の来場者のうち、1万人が毎試合購入していけば、1シーズンで誰か1人ぐらい補強資金を捻出できないかなぁなど、詮無きことを考えるのですが……夢物語ですね(´・ω・)
石油の国から、ポンと大金出せるスポンサーが来てくれんかなぁ……と、夢想に苦笑いする毎日です。
2014/10/14(Tue) 22:28 | URL  | 白面 #-[ 編集]
ボクも”前者”に賛成です
はじめまして、ボクも現行路線継続派です。
そもそも、風間さん就任と聞いたときから、その目指すスタイルが浸透するまで最低でも5年、長くて10年はかかると思っていました。
風間さんに課せられたタスクは、トップでのタイトル獲得だけにとどまらず、ユースまで含めた包括的な強化・スタイルの確立だと思っています。
著書にも、庄子GMからユースも含めた強化を打診された旨が書かれていたはずです。
であるならば、それこそ10年はやってもらわないと。
それに、これは個人的な見解なのですが、ボクは憲剛がいる間はリーグ優勝はできないのではないか?と思っています。
今のチームは、良くも悪くも憲剛に引っ張られる傾向が強いです。
安易な失点やここぞの試合でのやらかし癖などは、憲剛のムラッ気のあるメンタルそのものとも取れるのです。
ジュニも同様でしたが、そのジュニと憲剛によって築かれた時代の遺産(関塚体制の遺産だとは思っていません)で戦っている現状では、行ってもシルバーメダルがやっとな気がしてならないのです。
サポーターとしては、甚だ寂しい、そして情けない意見であることは百も承知なのですが…。
最近は大島のミスや守備での軽さが悪目立ちしてますが、次代のことを考えたら目先の結果には目をつぶり実戦で大島を育てることも重要だと思っています。
勝負は、絶対に次代に来ると信じて、今はひたすら我慢です。
とは言っても、粗さが目立つとはいえ特別なサッカーを見れて、しかもそれなりの結果を伴いながらなわけですから、我慢というほどのことではないんですよね(苦笑)
2014/10/15(Wed) 00:05 | URL  | F #-[ 編集]
Re: ボクも”前者”に賛成です
はじめまして、お返事遅れてしまい大変申し訳ございません(;´Д`)

憲剛については、トップフォームで活躍できるようであれば、依存し過ぎない限りは貴重な戦力として今後も頼りにできると思います。一方で、仰る通り憲剛ありきになってしまっては元も子もない。
いよいよ年齢的にもフル稼働が望めなくなってくる来年、再来年に、さてどう戦力として活用していくのかがポイントになると思います。カルチョ的に例えるなら、トッティがいる時のローマと、いない時のローマが、それぞれ異質なチームとして成立するような…………憲剛をプランAとするなら、不在時のプランBまでは最低限確保した上で戦いたいですね。実際、ここ最近の苦戦は8月の日立台以降、きっちり各クラブに川崎のやり方を研究されてる部分が大きくありますので……

何にせよ楽しませてもらってます。なお、若手のミスや成長を見守るのは、自分も大好物です(笑)
2014/10/21(Tue) 23:41 | URL  | 白面 #ZEYbvmtE[ 編集]
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