インテルやカルチョに関する話題多め
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一青年としてのマリオから続きます。

彼は幾度かのインタビュー内で、たびたび

「俺は普通の人間だよ。ただ、ちょっとイキが良すぎるだけさ」

と答えていますが・・・
筆者は、こと

「少年、マリオ・バロテッリ」

という観点から考えた場合、
マリオのこの弁を、全面的に支持します。

悪事や問題行為そのものは、当然罰せられるべきですが・・・

「ほら見たことか、また悪事を働いたろう!

お前は異物だ。問題児だ!」

・・・と騒ぎたてるのは、まさに暴論そのものです。


モウリーニョも、レオナルド(昨シーズンのミラン監督)も、フェラーラ(前々ユヴェントス監督)も・・・皆口を揃えて言っていましたが、

「これはマリオに限った問題ではない。彼らの世代が抱える問題なのだ」

という意見に、筆者は心から同意します。


繰り返しますが、一少年として彼を見た場合、行動原理だけを取り上げて考えた場合、マリオ自身の人格には、騒ぎ立てるような問題は何もありません。

ごくごく一般的に存在する、そこら辺を歩いている普通の学生と変わりないでしょう。
むしろ、いくつかの部分では、彼らよりもよほど社会の厳しさを知っており、現実と真摯に向き合っている部分すらあるほどです。

問題は、以前お話ししたこととも被りますが・・・


彼が超高級取りの、プロのフットボーラーだったということ。


そして、ガーナ移民の末梢である、黒いイタリア人だったことです。


だからこそ、彼の行為はピックアップされる。
問題視される。


そして、攻撃される。


イタリアという、白人以外の有色人種に対して、ことさら排他的な性質を持つ国で、

特別な才能を持った、アフリカにルーツを持つ黒人のイタリア人が、

インテルという、カルチョの異端児とも言えるチームに所属し、ワンパクを繰り返していたこと。


故に、問題は拡大・誇張され、彼は不当なまでに攻撃された。

しかし、怯むこと、引くことを知らないマリオ・バロテッリという青年は、そのたびに徹底して相手に噛み付き、応戦してみせました。

そう。
敵だけでなく、味方であったはずのチームメイトたちや、インテリスタに対してまで・・・


彼は常に戦っていた。マリオがカルチョ、インテルに籍を置いている間、彼の社会観・倫理観は、最後までカルチョのそれと迎合しようとはしなかった。

結論から言えば、マリオとメディアないし世間には、どちらも大きな問題があったように思えます。


マリオの側は、少年としての権利を主張し、自身の世界とそのルールに埋没しているだけではなく、

社会人として、多くの人の注目を集め、労働で対価を得るプロフェッショナルとして、自分をもっと律するべきだった。

メディアや世間は・・・彼を一人前のプロフェッショナルと認め、規律を要求する一方で、

もっと一人の人間としての彼を考え、少年としての彼の情動を、自身の立場に立って理解しようと努めるべきでした。


しかし、それもイタリアという国で、
特にインテル、ミラン、ユヴェントスという国内のメガクラブが関わっていた以上は、詮なき望みだったのでしょうね。。。


一社会人として、一インテリスタとしては、以前にもう申し上げましたが、彼の言動は許し難いものでした。
幾度となく頭を抱え、悩まされたことも事実です。

――他方、

一教育者としては、明らかに彼だけでなく、その他の人たちが問題をややこしくし、彼を不当に傷つけ、追い詰めていたと声を大にして申し上げます。


さて・・・
これを読んでくださった皆さんは、どのようなお考えをお持ちなのでしょうか・・・?

ご意見、ご感想、心からお待ちしております。


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【2010/10/06 22:20】 | その他特定選手に関すること
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No title
白面
さすがはローラン・ブランです。

フランス代表のブラン監督、チーム再建の切り札に心理カウンセラーを雇用か
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/euro/12/headlines/20101006-00000000-spnavi-socc.html


ドメネクが"あれ"過ぎたせいもあって、余計にそのギャップが際立ちますね(苦笑)

今のフランスに必要なものを、相当に考え込んであれこれ試しているという感じです。
EUROは今後楽しみだなぁ。。。

あくまでサッカー選手
ごっとん
ども、ども。ごっとんです。

ワリオの話、ふむふむと読ませていただきました。

私はワリオのことを、やんちゃな青年だとか、
若くして大金を手にしてしまったちょっと不幸な青年だとか、
そういう風には見たことがないですね。

あくまでサッカー選手として見ていました。

で、1サッカー選手として、見たときに、
彼のピッチ内での言動には行き過ぎがあり、
サポートしてくれるティフォージまでに反感を抱かせる
言動を取ったのは、問題かと。
(ピッチ内でやっちゃプロ失格かと。。。)

これは、若さで片付けられる問題ではないと思いますね。

プロですから。年齢は関係ありません。
白面さんが書かれている通り、ノルマを果たす必要がありましたね。


若かりし頃のカッサーノもそうでしたが、
才能を上手くコントロールできず、
損をするタイプの選手に見えていました。

ルーニーも悪童と言われていましたが、
プレー内容だけを見ると、
完全なプロフェッショナルだと思います。

そこが違いかな?

たまにやっちゃう報復行為は別ですが・・・


No title
Birkin
マリオもいろいろと苦労してますからね...

幼いころ生みの親から捨てられ、バロテッリ気に拾われ、かわいがられて育った。そして大金を稼ぐようになったとき、生みの親がのこのこと現れ、返してくれと...

それらのことだけでも、悩みの種や、人間不信の原因になるだろうに、プロになったはなったで一部(?)の馬鹿なユーヴェファンから、関係ない試合で差別的発言をされたり....
まだ精神的にも不安定な10代の時にそんなことをされたら、そりゃあ反発もするし、落ち込むでしょう。マリオはその反発の度が過ぎたからファンやチームメイトからも反感を買ったのでは...

でも、イタリアは人種についてはまだましなほうかもしれないですよ。



人種については全世界が抱える問題ですね。でも日本の教育現場では有色人種の差別についてはあまり触れられませんが。



No title
白面
>ごっとんさん

コメありがとうございます。
こんな駄文に目を通すのにお時間を使わせてしまって、光栄至極です;;

そうなんですよね。
まさに仰る通りで、マリオの最も大きな過失は・・・問題を起こしたことそのものよりも、その後の態度や姿勢にあると思います。

不要に敵を作り、支えてくれた人々に対してまで、「自分から頼んだわけじゃない」と言わんばかりにつばを吐く。
ある意味では、カッサーノ以上にコミュニケーション能力という点で支離滅裂です;;


今後は、インテル側の問題点などについても言及していけたら・・・と思っています。

ぶっちゃけこれ、人気ないコーナーなんですが、他にやってるサイトも書いてくれる人もいないので(泣)

自分ぐらいは、マリオについて、少し多面的に考えてみようと思ったのです。

>Birkin
いつもコメありです。すっげー励みになります!

日本は世界的に見ても、ちょっと特殊な地域で、黒人に対する接し方や差別感覚というのが異常なほどにないんです。
逆に、同じアジア圏の他民族を軽視しがちだったりと、これはこれでまた問題はありますが・・・


知人がイタリアで教鞭を振るった経験があるのですが、それはもうすごい有様だったそうですよ・・・?

そもそも、差別という感覚があまりに希薄で、自分が明確な差別行為をしているという自覚がまったくないんです。ただの罵詈雑言と、同じようなものと捉えていたり。

おそらく各地のティフォージは、そういう方々だったんじゃないかと。。。

マリオの側にも、もちろん問題はありましたが、明らかにそういうレベルを逸脱していましたからね( ´・ω・)

これに関してはきっと、白黒さん家の幹部も選手たちも、頭を痛めてたはずですよ・・・逆に><;

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この記事へのコメント
No title
さすがはローラン・ブランです。

フランス代表のブラン監督、チーム再建の切り札に心理カウンセラーを雇用か
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/euro/12/headlines/20101006-00000000-spnavi-socc.html


ドメネクが"あれ"過ぎたせいもあって、余計にそのギャップが際立ちますね(苦笑)

今のフランスに必要なものを、相当に考え込んであれこれ試しているという感じです。
EUROは今後楽しみだなぁ。。。
2010/10/06(Wed) 23:13 | URL  | 白面 #x7j9YsWM[ 編集]
あくまでサッカー選手
ども、ども。ごっとんです。

ワリオの話、ふむふむと読ませていただきました。

私はワリオのことを、やんちゃな青年だとか、
若くして大金を手にしてしまったちょっと不幸な青年だとか、
そういう風には見たことがないですね。

あくまでサッカー選手として見ていました。

で、1サッカー選手として、見たときに、
彼のピッチ内での言動には行き過ぎがあり、
サポートしてくれるティフォージまでに反感を抱かせる
言動を取ったのは、問題かと。
(ピッチ内でやっちゃプロ失格かと。。。)

これは、若さで片付けられる問題ではないと思いますね。

プロですから。年齢は関係ありません。
白面さんが書かれている通り、ノルマを果たす必要がありましたね。


若かりし頃のカッサーノもそうでしたが、
才能を上手くコントロールできず、
損をするタイプの選手に見えていました。

ルーニーも悪童と言われていましたが、
プレー内容だけを見ると、
完全なプロフェッショナルだと思います。

そこが違いかな?

たまにやっちゃう報復行為は別ですが・・・
2010/10/06(Wed) 23:21 | URL  | ごっとん #-[ 編集]
No title
マリオもいろいろと苦労してますからね...

幼いころ生みの親から捨てられ、バロテッリ気に拾われ、かわいがられて育った。そして大金を稼ぐようになったとき、生みの親がのこのこと現れ、返してくれと...

それらのことだけでも、悩みの種や、人間不信の原因になるだろうに、プロになったはなったで一部(?)の馬鹿なユーヴェファンから、関係ない試合で差別的発言をされたり....
まだ精神的にも不安定な10代の時にそんなことをされたら、そりゃあ反発もするし、落ち込むでしょう。マリオはその反発の度が過ぎたからファンやチームメイトからも反感を買ったのでは...

でも、イタリアは人種についてはまだましなほうかもしれないですよ。



人種については全世界が抱える問題ですね。でも日本の教育現場では有色人種の差別についてはあまり触れられませんが。

2010/10/07(Thu) 18:48 | URL  | Birkin #-[ 編集]
No title
>ごっとんさん

コメありがとうございます。
こんな駄文に目を通すのにお時間を使わせてしまって、光栄至極です;;

そうなんですよね。
まさに仰る通りで、マリオの最も大きな過失は・・・問題を起こしたことそのものよりも、その後の態度や姿勢にあると思います。

不要に敵を作り、支えてくれた人々に対してまで、「自分から頼んだわけじゃない」と言わんばかりにつばを吐く。
ある意味では、カッサーノ以上にコミュニケーション能力という点で支離滅裂です;;


今後は、インテル側の問題点などについても言及していけたら・・・と思っています。

ぶっちゃけこれ、人気ないコーナーなんですが、他にやってるサイトも書いてくれる人もいないので(泣)

自分ぐらいは、マリオについて、少し多面的に考えてみようと思ったのです。

>Birkin
いつもコメありです。すっげー励みになります!

日本は世界的に見ても、ちょっと特殊な地域で、黒人に対する接し方や差別感覚というのが異常なほどにないんです。
逆に、同じアジア圏の他民族を軽視しがちだったりと、これはこれでまた問題はありますが・・・


知人がイタリアで教鞭を振るった経験があるのですが、それはもうすごい有様だったそうですよ・・・?

そもそも、差別という感覚があまりに希薄で、自分が明確な差別行為をしているという自覚がまったくないんです。ただの罵詈雑言と、同じようなものと捉えていたり。

おそらく各地のティフォージは、そういう方々だったんじゃないかと。。。

マリオの側にも、もちろん問題はありましたが、明らかにそういうレベルを逸脱していましたからね( ´・ω・)

これに関してはきっと、白黒さん家の幹部も選手たちも、頭を痛めてたはずですよ・・・逆に><;
2010/10/07(Thu) 23:17 | URL  | 白面 #x7j9YsWM[ 編集]
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