インテルやカルチョに関する話題多め
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選手のパフォーマンスとは、監督の仕事を写しだす鏡のようなものである。

これはこの3ヶ月間あまり、今季のインテルを見ているうちに、自分が抱くようになった感想です。


ラファエル・ベニテス新監督は、ここまでリーグ戦の7節を終えて3位、しかも失点は全チーム最低の3点止まりと、数値の上では上々の結果を残しています。

他方、この2ヶ月間は、選手個々のパフォーマンスと言動に、いささか以上に違和感を感じさせられるものでした。
試合内容そのものも、決してよくないことがほとんどなのですが・・・


技術的な面、戦術的な面よりも、更に気になること。

それは、選手含むスタッフの表情が、一様にすぐれないことです。


考慮すべきポイントはたくさんあります。

W杯イヤーの常で、コンディション調整がとても困難である点。

開幕直後から負傷者が続出し、ベストメンバーとは程遠い状態で戦い続けなければならなかった点。

緊縮財政路線の今夏のインテルが、過去数十年の中で最も静かな夏を送る・・・
つまりは、即戦力と成り得るような新戦力を、誰一人として獲得しなかった点。

これらの点を踏まえて考えれば、むしろここまでの成績は、及第点以上のものといってよいぐらいです。


一方で、前述した問題は看過できるものではありません。

特に、前回触れたような、選手と監督との人間関係といった問題は深刻そのもの。

ムンタリ以外でもスナイデル、キヴ、マイコン、エトーなど、不満そうな表情を見せている選手や、物議をかもす発言を行った選手は少なくありません。

これはつまり、

『ベニテスの提示した、昨季までのインテルとは異なるスタイル』

が、まったくポジティブに受け入れられていない、ということです。


就任初年度ということもあって、改善点は多々あれど・・・最大の懸念事項は、選手とのコミュニケーションにおいて、明らかな問題を抱えているということ。即急な解決が求められる

というわけで、最も大きな問題点は、選手との距離感・関係を掴み損ねている点にあるわけですが・・・
この問題については、前回言及した通り。
まずは監督と選手ではなく、人と人として誠意ある関係を持って欲しい、と注文したばかりでした。


今回言及しようと思ったのは、より根本的な、構造的な問題です。

ラファ・ベニテスが、勉強熱心な努力家であることは疑いようがないにしても、
こと相手チームのスカウティング・戦術研究などに関してはともかく、

“カルチョ特有の文化”

に関しては、単純に興味がなく、予備知識を得ずに仕事にとりかかったのか、

話に聞く程度のことはあったかもしれないものの、いまだにその本質を実感できていないかのか・・・

そのどちらかと思います。

だとすれば、これは憂うべく事態です。
彼がイタリアで仕事をしていく上で、小さくない障害になるであろう

本日は、インテルという特定のチームに焦点を当てるのではなく、
カルチョ全体に共通して見られる、ある特定の傾向について、素人目ながら・・・自分の感じていることを挙げていってみることにします。


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【2010/10/19 06:23】 | カルチョなこと
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