インテルやカルチョに関する話題多め
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・個人技依存型の場合

特定選手の突出した能力、個人技やアイデアに、
攻撃のルールそのものを丸投げしてしまおう・・・というやり方です。

これだけ聞くとネガティブな印象を受けがちですが、メンバーによってはこれが最も効果的に攻撃力を高められる場合もあります。


例えば、メガクラックをいつの時代も複数有してきたような、ブラジルやアルゼンチンなどの場合。

こうした南米系選手は、攻撃にルール、制約を設けられることを嫌う選手が少なくありません。

無論、まったく制約なしとする場合は、近年では少なくなってきていますが・・・
「ルール」ではなく、「現象」を重視する布陣を敷ける監督がいれば、特異な攻撃を見せることが可能となるケースもあります。

特にブラジル代表は、ロナウジーニョ、ロビーニョ、かつてのロナウド(太っちょだったり、ダイゴロウだったりする方です。笑)など・・・
戦術的な自由を与えて、とにかくゴールを決めることに専念させてこそ、持ち味を発揮する選手が少なからずいるわけです。


典型的な個人技依存、フリーダムな攻撃布陣を採用していたのが2006年W杯のブラジル。このチームが戦術的秩序の欠如から敗退を余儀なくされたように、複数人で攻撃するチームがこの方法を取ることは非常にリスキーと言える。

よって、自然と歴代のブラジル代表には、こうしたチームが多くなっています。

現在の欧州シーンでは、厳密にはこのカテゴリに属するとは言えませんが・・・
例えばACミランなどは一定の戦術性を持ち合わせつつも、かなりこうした傾向の強いチームになっていると言えるでしょう。
何より、個人能力を極限まで高めることを念頭においたチーム作りとその取り組み(ミランラボの設立)などが、その傾向を顕著に表しています。


また、守備を徹底して重視する戦術を敷いておいて、攻撃を特定個人に依存するというケースは、世界中で少なくありません。
特にカルチョでは、カテゴリーが下がっていくに従って、必然的にこうしたチームが増えていく傾向が見られます。

この方法はビッグクラブよりも、必然的に中小クラブに多くなるのが特徴です。

強力な選手を複数抱えている名門に比べて、苦しいやりくりを強いられるだけに、

「しっかり守ってのカウンター→とにかく、後は必殺仕事人に任せるよ」

というスタイルを取るチームが、どうしても増えてしまうためです。

まず失点をしないことが前提、次いで少ない人数でうまいこと得点をあげたら首尾よく逃げきることを目的とする・・・
そもそもイタリア代表、ナショナルチームですらかつてはこの傾向が強かったのですから、クラブシーンでもこうしたチームが増えないはずもありません(苦笑)


この方法で攻撃を行う場合、個人重視のそれと比べると、
大きな特徴として、オフザボールの動きが少なくなりがちなこと。

また、人数のバランスこそ異なれど、何かと攻守分業になりやすいことが挙げられます。

1人ないし複数の選手は、基本的に攻撃に専念。
残った選手が守備に専念・・・といったチームの多くが、自分の中ではこのカテゴリに当てはまります。


4回に渡って紹介してきてみましたが、いかがでしたでしょうか?

昨日、バランス型について原稿を書き進めているうちに気がついたのですが・・・
自分の中では、

「まず監督が、どういうスタイルを目指しているのか。実際のチームは、どういう状態にあるのか」

が、選別の一番のポイントになっているような気がします。


バルセロナなどはその典型で、ジョゼップ・グラルディオラその人の理想は、何をどう考えても組織型でしょう。
しかし現実のバルサは、バランス型に近しい側面が多分にある。

それでも、最終的に監督が目指しているフットボールスタイルの究極系が組織型にあり、
かつ選手たちも状況を見つつ自身の個人技を発揮することはあっても、決して利己的なプレーに走ろうとしない(と言うより、今のバルサではそういうプレーに走ることが“許されない”)姿勢が、選別の決定的な基準となっています。


皆さまご贔屓のチーム、あるいは実際に自身でボールを蹴って楽しんでいる場合は自身のチームは、どのパターンに該当するのでしょうか。

お時間空きました時にでも、ふと考えてみるのも一興かもしれませんw


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【2010/10/30 07:35】 | タクティカル
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