インテルやカルチョに関する話題多め
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

○トップ下の役割の多様化

さて・・・
唐突ですが今回は、現代フットボールにおけるトップ下の役割について解説していきましょう。


過去数十年において、トップ下に位置する選手は、皆『10番』でした。

高い展開力とボールスキル、突破力、シュート力、状況判断力・・・
攻撃に必要な能力のほぼすべてが求められる、チームの花形的存在。

「キャプテン翼」
を見て育った世代にとっては、絶対的なポジションだったように思えます(笑)

マラドーナやジーコ、プラティニに代表されるように、
全ての攻撃は彼らを通して始まり、彼らの手でアイデアを付与されていった。
ほんの10年ちょっと前まで、これは当たり前に行われていたことです。

ですが、現代フットボールにおいては、トップ下に位置する選手が、必ずしもこの
『10番』
のタスクを背負うわけではなくなっています。

むしろ昔ながらの守備をほとんどせず、
反面、チームにクオリティを与え、フィニッシュに絡むような古典的な

『10番』

は、今ではほとんどお目にかかることができません。
"クラシカル"な「タイプ」は存在しても、"クラシカルそのもの"な『10番』は、もはや絶滅危惧種と言えます。

最大の理由は、この10年余りの間にフットボールの急速な戦術化が進み、
『10番』をチームに組み込むことが、どこのチームでも困難になってきているからです。

特に守備をしないタイプの・・・一例を挙げると、現ミランのロナウジーニョなどは、守備をしないトップ下の典型的なケースですね。
持ち前のファンタジーアで試合を決めてしまうこともあれば、一方で何の役にも立てず、途中交代を命じられる試合も増えてきてしまっているロニー。。。

この一事を取ってみても、守備をしない、攻撃の全権を特定個人に委ねるような戦術が時代に合わなくなってきていること。
その一端が、垣間見える気がします。

この10年でトップ下の役割は、『10番』全盛から新たな局面へ移行したと言えるのではないでしょうか。


例えば、ACミラン所属時代のカカーは、かつてのいわゆる『10番』のイメージとは、いささか以上に異なるタイプのトップ下でした。

高いボールスキルに周囲との連携を使い分けて相手を翻弄、

スピード感抜群のオフザボールの動きでピッチ内を狭しと駆け回り、

自ら突破を仕掛けてはシュートを放ち、

相手の注意を引きつけてはフリーの味方にパスを供給し、

隙を見せればミドルシュートでゴールを狙う――

と、圧倒的な攻撃性を周囲に見せ付けていたものの、その性質はむしろMFというよりFWに近いもの。
その驚異的な攻撃力と突破力を考えるに、時代が違えば間違いなくストライカーと見なされていたはずです。

KAKA_1~1
全盛期のカカーは、チームの戦術そのものを彼に合わせたものにせざるを得ないほどの存在感を放っていた。彼を有していた頃のミランは、攻撃の体系別に言えば間違いなく『個人のために周囲が働く』タイプのチームだった。

カカーという選手は、従来の10番に比べ、シャドーストライカー的な性格を極端に先鋭化させた、極めて特殊なトップ下でした。
逆に、だからこそ繋ぎ役の性格が強いタスクを求められた昨季のRマドリーでは、満足のいく結果を残せなかったとも言えますが・・・まあ、そこは今は置いておきます。

とかく彼は、FW並かそれ以上の得点力を持った、

『矛(ほこ)』

として破格のポテンシャルを誇ったトップ下と評することができます。
現代フットボールでは、毎回のようにボールがトップ下を経由し、『10番』が攻撃を組み立てるようなチームは、
すっかり稀少価値の高いものになってきているわけです。


●そこで一計を案じてみた

さて・・・

『矛』が許されるのであれば、『盾』も許されてよいはず。
皆さんも、そうは思いませんか?


あまりにも短絡的、単純明快に過ぎる思考なことは承知しております。

他方、トップ下にFW
――この場合はイタリアでいうところの「セカンダプンタ(セカンドトップのこと)」――
に近しい役割を与えることが許されるのであれば、

「じゃあ、守備重視の布陣でインコントリスタ(守備的MF)の役目を負わせてもいいってことじゃない?」

と考えたのが3年ほど前。
ちょうどカカー有するミランが、カルチョスキャンダルで揺れるイタリアに、まさかのビッグイヤーをもたらした年のことです。


その時は、あくまで漠然とした思いつきに過ぎなかったのですが・・・

今回はこの発想の元、

『盾としてのトップ下』

、この役割にムンタリを当てはめてみようと考えました。


はい。
前置きがえらい長かったですが、ようはムンタリの有効活用案その(2)の前振りになりますw

ただ・・・続きはまた明日か、週末にでも。
こちらのニュース↓

ムンタリ、肉離れでダービー欠場


を見たら、割とがっくりきてしまって・・・
どんだけ巡り合わせが悪いんだこの人(ノ◇≦。)
・・・とインテル。これはもう野戦病院というレベルじゃないです(苦笑)

まずはブレシア戦までに、なんとか中盤の体裁が保てる状態になっていますよ~に・・・!

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー選手応援へ
   ↑  ↑
※ 日本ブログ村のランキングに参加しています。
記事が面白ければ1クリいただけると嬉しいです

1番のモチベーションアップに繋がりますので・・・

いつもご支援くださる皆さん、本当にありがとうございます~
すっごく感謝してますですよー

【2010/11/04 22:05】 | タクティカル
トラックバック(0) |

こんばんは☆
JUNxxx
キャプテン翼、懐かしいですね♪
僕もしっかり影響受けて一時サッカー部でしたから(笑)
大好きな岬くんに近づきたかったんですが、ゴールキーパーでした^^;
思ったより現実は厳しかったです☆

おお・・・コメありがとうございます!
白面
>JUNxxxさん

まさかコメをいただけるとは思っておらず・・・いやはや、恐縮しきりですv-356

おこんばんは!

自分も同じようなもので、中学時代だけサッカー部だったです。
部で一番下手な、とにかく走力だけが取り柄の・・・どこかのポジションというより、なんかもうスタミナ担当でした(苦笑)。
サブの中でも一番格下のやつですw

それでも、あの頃の思い出はそれはそれで今の自分を形成してくれるひとつの要因になっているので、
最近は思い出すとそれなりにほんわかな気分になれます!w

キャプテン翼では、早田のカミソリっぷりが好きでした。
松山も結構・・・ってなんか地味キャラばっかりですね(笑)

No title
sini
こんばんは。いつもゆーやさんのところにお邪魔させて頂いているスパーズファンの者です。初めましてよろしくお願いします。


ムンタリさん、相当お好きなんですね。笑
個人的にはポンペイでペドロ・メンデスの補助を受けながら躍動していた彼には衝撃を覚えたものでしたが……。

フィジカル的な強さのイメージが先行しているためにムンタリはエッシェン的な使われ方をインテルやウディネでは受けがちですが、あのダイナミズムやキック精度はもっと前でこそ生きるもの、というふうに思っています。
レドナップを賛美したいわけではありませんが、ディオップやメンデスやデイヴィスが守備を担い、攻撃はムンタリが担当していた0708シーズンポンペイ的な布陣は、ちょうどそんな感じだったんじゃないかなぁ、と。
ムンタリトップ下は個人的には全然アリだと思います。
プレイのダイナミズムだけならスナイデルに一番近いものがあるんじゃないでしょうか。やってみなきゃわかりませんが。笑



最後に、話題を変えて申し訳ありませんが、白面さんにインテルやジョゼに関連してのリクエスト……というかぜひお聞きしたいことなのですが、
機会があればぜひ一度、リカルド・クアレスマについてお聞かせ頂きたいです。個人的には大好きな選手でしたので……
インテルファンの方の目からどのように見えていたのか、インテルで馴染むにあたって彼が直面した壁が何だったのか、ジョゼが彼に求めつつも叶わなかったものは何だったのか……いずれもし機会があったら、白面さん的な分析をぜひお聞かせください。100年後でも構いませんので。笑

>siniさん
白面
はじめまして!

おこんばんはv-280
間接的に何度か、ゆ~やさんの処でコメントを拝見させていただく機会はあったのですが、個人的にお話できるのは初めてですね。

ムンタリとハリーの関係に関しては、自分も同じような感想を抱いてますw
一番ムンタリの効果的な使い方を心得ている、といった印象ですね・・・

今のスパーズに行っても出番はないと思いますが、一方でプレミアが彼の特性を最も有効に生かせるリーグのひとつであろう、という認識自体は変わってないです。


おお・・・!
その種のリクエストは、常時大歓迎で受付中なのです(笑)

承りました。
一~二週間以内にまとめられるよう、努力することをお約束させていただきます!

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
こんばんは☆
キャプテン翼、懐かしいですね♪
僕もしっかり影響受けて一時サッカー部でしたから(笑)
大好きな岬くんに近づきたかったんですが、ゴールキーパーでした^^;
思ったより現実は厳しかったです☆
2010/11/04(Thu) 22:12 | URL  | JUNxxx #-[ 編集]
おお・・・コメありがとうございます!
>JUNxxxさん

まさかコメをいただけるとは思っておらず・・・いやはや、恐縮しきりですv-356

おこんばんは!

自分も同じようなもので、中学時代だけサッカー部だったです。
部で一番下手な、とにかく走力だけが取り柄の・・・どこかのポジションというより、なんかもうスタミナ担当でした(苦笑)。
サブの中でも一番格下のやつですw

それでも、あの頃の思い出はそれはそれで今の自分を形成してくれるひとつの要因になっているので、
最近は思い出すとそれなりにほんわかな気分になれます!w

キャプテン翼では、早田のカミソリっぷりが好きでした。
松山も結構・・・ってなんか地味キャラばっかりですね(笑)
2010/11/04(Thu) 23:42 | URL  | 白面 #kMr7ovrQ[ 編集]
No title
こんばんは。いつもゆーやさんのところにお邪魔させて頂いているスパーズファンの者です。初めましてよろしくお願いします。


ムンタリさん、相当お好きなんですね。笑
個人的にはポンペイでペドロ・メンデスの補助を受けながら躍動していた彼には衝撃を覚えたものでしたが……。

フィジカル的な強さのイメージが先行しているためにムンタリはエッシェン的な使われ方をインテルやウディネでは受けがちですが、あのダイナミズムやキック精度はもっと前でこそ生きるもの、というふうに思っています。
レドナップを賛美したいわけではありませんが、ディオップやメンデスやデイヴィスが守備を担い、攻撃はムンタリが担当していた0708シーズンポンペイ的な布陣は、ちょうどそんな感じだったんじゃないかなぁ、と。
ムンタリトップ下は個人的には全然アリだと思います。
プレイのダイナミズムだけならスナイデルに一番近いものがあるんじゃないでしょうか。やってみなきゃわかりませんが。笑



最後に、話題を変えて申し訳ありませんが、白面さんにインテルやジョゼに関連してのリクエスト……というかぜひお聞きしたいことなのですが、
機会があればぜひ一度、リカルド・クアレスマについてお聞かせ頂きたいです。個人的には大好きな選手でしたので……
インテルファンの方の目からどのように見えていたのか、インテルで馴染むにあたって彼が直面した壁が何だったのか、ジョゼが彼に求めつつも叶わなかったものは何だったのか……いずれもし機会があったら、白面さん的な分析をぜひお聞かせください。100年後でも構いませんので。笑
2010/11/05(Fri) 00:37 | URL  | sini #-[ 編集]
>siniさん
はじめまして!

おこんばんはv-280
間接的に何度か、ゆ~やさんの処でコメントを拝見させていただく機会はあったのですが、個人的にお話できるのは初めてですね。

ムンタリとハリーの関係に関しては、自分も同じような感想を抱いてますw
一番ムンタリの効果的な使い方を心得ている、といった印象ですね・・・

今のスパーズに行っても出番はないと思いますが、一方でプレミアが彼の特性を最も有効に生かせるリーグのひとつであろう、という認識自体は変わってないです。


おお・・・!
その種のリクエストは、常時大歓迎で受付中なのです(笑)

承りました。
一~二週間以内にまとめられるよう、努力することをお約束させていただきます!
2010/11/05(Fri) 21:24 | URL  | 白面 #kMr7ovrQ[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。