インテルやカルチョに関する話題多め
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うーがー・・・・/ ,' 3  `ヽーっ

決定的に気力が足りないので、今回はもろ雑感モードでお送りします。
「読み物」に昇華させられるだけの、胆力が今は手元で準備できないのです(;´Д`)

年末の燃え尽き以上ですねー。どうしてこうなった!

・・・まぁ、フットボーラーもコンディションが低下して、基本システム(あるいは最適なシステム)が使用不可能、あるいは可能でも非効率になることはままあることなので、今の自分もそんなもんだと思います。

シーズン終了まで、このまままったく無更新というのもなんなので、雑感を連々と。
ものっそいグダグダな内容ですがご勘弁を・・・(´・ω・`)


まず、モウリーニョについてですが・・・
この一年、ここまでだいたい予想通りに仕事を進めている印象です。

最も、ここ最近のチームの充実っぷりは、自分の予想をいい意味で裏切ってくれています(笑)
さすがスペシャル・ワン。ものが違う(`・ω・´)

・・・ただ、今のやり方だと国王杯や、もしくはCLを制することは可能かもしれない一方で、リーグでは間違い無くバルセロナの後塵を拝する。
それはほとんど、確信めいた予感としてある。

本当に初期の初期、自分がblog立ち上げてすぐの頃、こんなもんを書いてました。↓
リーガ・エスパニョーラ必勝攻略法

で、今もやっぱりそうなってるなぁと・・・
こと“スペインリーグを制するための効率性”に関しては、ペップ・バルセロナは本当に怪物的なチームと思います(苦笑)

尤もモウに関しては、そもそも今年はあれこれ言うのが早い年。
元々あらゆるマネジメントは、最低でも2年以上の時間がなければ、公平な評価は不可能と思っているので、今は予想通り

土台作り

の段階なんだとは思います。
モウ自身の手腕にも、全幅の信頼――ある種の信仰すら――抱いている自分なので、その点にまったく不安はありません。

一方、果たして頑固一徹攻撃主義の、(主に古参)マドリディスモをどれだけ黙らせられるかどうか・・・?
ソシオが絶対的な力を握るエル・ブランコだけに、国王杯を勝ち取っただけでは、来シーズン続投したとしても雑音がクラブの内部からチームに悪影響を与えることになりかねない。

CLに物凄いプレッシャー・・・期待と不安がかかります。
同時に、高い好奇心も。


答えは最初からわかっている。
間違いなくモウは“自分のやり方”で、勝ち抜けという結果を狙ってありとあらゆる手を打つはず・・・

一方で、それは文字通り敗北の許されない道。
インテルと違って、モウのやり方は選手はともかく、サポーターに支持されているわけではない。

勝っても難癖を付けられ、負ければすべての責任を負わされる。

・・・この狂った状況下で、モウがピッチ内外で何をどうするのか。
じっくり見定めてやりたい気でいます。


一方、インテルやレオについては・・・
ここ最近、特にレオナルドに関する評価に対して、他のインテリスタさん方と自分との間に、価値観の相違を感じることが非常に多くあります。

ラファ(ベニテス)の時もそうだったのですが、日本人でもやはりインテル、カルチョに惹かれる人というのは、本場イタリアのメンタリティーを少なからず有している方が多い、ということがわかりました。

具体的に言うと、

結果を徹底して求めつつ、結果さえ出せば文句を言わない――というわけではない。

結果を得た過程にも、「自分の価値観にそぐわないものであれば絶対にネガティブな姿勢を崩さない


、ということです。

例えば、モウリーニョが指揮官時代、自分の知る限りで周囲の反応はこうでした。

○勝った時
「流石モウリーニョ!」

●負けた時
「ああ、これは仕方ないよなぁ・・・」

です。
翻ってレオナルドの場合、

○勝った時
「よし勝った!だけどあれが不満、これが不満・・・」

●負けた時
「それ見たことか!なんだあの采配は、監督交代だ解任だ!」


――となる傾向が、非常に高い。
モウリーニョは過程を認められている一方、レオナルドに関しては

結果は是としても過程は批判ありき

、というサポーターさんはかなり多いのです。
他のリーグの他のチームのサポーターさんに比べて、カルチョ方面は飛び抜けてこの傾向が強いですねw

勿論、あくまで自分の周辺に限ったことではあるのですが・・・
現地の報道などを見る限り、多かれ少なかれ、こうした性質はあると考えるのが妥当でしょう。


面白いのは、レオナルドが“悪夢の4月”を迎える以前、就任当初からそうした声が根強く聞かれていたことです。

ウディネーゼに敗れたものの、それ以外は及第点以上の結果を残し続けていた時期から、すでに采配に関する注文はかなりこと細かにあった。

しかも特徴的なのは、それがネガティブな観点ばかりで、ポジティブな要素を評価しようとするケースが極端に少なかったこと!
これはまさにカルチョの特徴、期待や情熱より緊張や不安が支配する、イタリアフットボールならではの光景に感じられました。


結果至上主義である一方、結果さえ出していれば満足するというわけでもない。

結果の『出し方』にも特別こだわりを持ち、自分の好みにそぐわない指揮官・選手には強度のプレッシャーをかける

と・・・
それがいわゆる「カルチョ気質」なのかな、という感じです。


実際、なかなか興味深い発見でした。

自分なんかは、一定の趣向の方向性はあっても、必ずしもそれに合致してないマネジメントを見るのも好きなのですね?

「ああ、この人はこういうやり方でチームを強くしようとしてるんだ。是」

って具合で(^_^;)
運営を突き詰めていく過程で、

・現場、現実に一定以上方針が合致しているか?
・「人」をないがしろにしてはいないか?
・最低限の結果を出しているか?

と――この3点が満たされている限り、すべてのマネジメントは見届けるに値するものと考えるわけです。

だからラファにも、レオにも解決策の提案や問題の提起を行うことはあっても、本人たちのチーム原則にまで口を挟む気はまったくなかった。
これはかなり特異なケースなんだなぁ、ということを、ここ1ヶ月ばかりで改めて実感しました(苦笑)

多分・・・その根源は、「プロの指揮官」そのもに対する、リスペクトが前提としてものっそい大きくあること。
自分で直接触ること叶わず、人を動かして集団を形成、機能させることの難しさを骨の髄に染みて感じているからなんじゃないかな・・・と思いました。

フットボールの世界でなくても、集団のマネジメントって本当に難しいんです(´Д⊂ヽ


視点の違い、っていうのは本当に大きなものなんだなぁ・・・と、つくづく感じる今日この頃でした。

一方でここら辺に、間接的ながら、近年のイタリアフットボールの低迷・苦戦の理由のひとつがあるような気がするのですが・・・
それはまた、まともに筆を走らせられる気力と時間を取り戻せてからということで(; ・`д・´)
テーマが大きすぎて、ちょっとやそっとじゃ説明しきれないんですよねーorz
フットボール文化論って・・・(;´・ω・)


長かった2010-2011シーズンが、もうすぐ終わろうとしています。

最後までゆるゆると愉しみつつ、期待と不安と情熱を抱きながら見続けていきたい次第です。

<了>

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愛するクラブ、インテルの惨状にかなり落ち込んでおります・・・(´Д⊂ヽ

それぞれ1クリックしていただけると、再起のエネルギーになりますので・・・
何卒どうか、よろしくお願いします。

【2011/04/24 21:09】 | カルチョなこと
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No title
junchang
いや~面白いですね!僕はブログをやり始めて意外とカルチョが人気あるのだなぁと不思議に思った事がありましたが、考えてみればブログをやって情報発信するような「サッカー馬鹿ゾウ」さんは「自論」というものをしっかりと持っていらっしゃって、そうすると必然的にどちらかといえば理屈っぽいカルチョが好まれるのかと・・・・何となく理解しております。
特に白面さんを通じてお知り合いにならせてもらった方たちはそうですね^^皆さん独特のカラーをお持ちで大変興味深いと共に、非常に影響を受けさせてもらってます^^
インテリスタの方たちのご意見も面白そうです!


Re: No title
白面
勿論、ファンの絶対数ではプレミア、リーガエスパニョーラ、そしてブンデスリーガにも遅れを取っているはずです(苦笑)

ただし、好まれる媒体はまた異なる。
以前スペイン方面の記事をえっちらほっちら書きつつランキングに参加していた時も、あまり当たりがなかったことがありました。

やはりこう、あれこれ自分の中のサッカー観を捏ねくり回して話がしたい、見たい・・・
そんなファンがカルチョには多そうというのは感じています(笑)

自分のフォロワーさんの中にも何人かミラニスタの方もいらっしゃいますので、Twitterなどからどしどし見識を広めちゃうといいかもです!w

ジョゼは
岩氏(いわし)
あのレベルで土台作りってのが凄いよねw
まぁバルサを倒したのは選手の+αの力が大きかったとは思いますけど。

カルチョの子はカルチョか・・・


それ以上の言葉は見つからないですなw逆にそこにこだわり過ぎて遅れをとってる感は否めないですね。


最近はここのブログのおかげでカルチョも楽しめるようになりましたけど^^

Re: ジョゼは
白面
なんかもうね。
モウね?

がっくりきましたとです。

ジョゼ批判もバルサ批判も、必要とあればいつでもやる準備はあるのですが・・・
まさか両方及び、審判その他、欧州フットボールにまつわるあれこれ、片っ端から斬って捨てないといけないほどの惨状になるとはorz

いやはやまったく・・・
ある意味カルチョポリより性質が悪いですよ、今回のスキャンダル。

明確な悪人が、どこにも存在しないとです(-_-;)

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※※ 警告 ※※

ユヴェントスサポーターの方は、この場でお引き取りいただいた方が安心かと思います。
また、特定クラブへの批判等が、見ていて気持ちのよくない方も同様です。

万一本稿に目を通した結果、なんらかの不快感を抱かれたとしても責任は持てません。

その旨ご理解いただいた上でお進みください。




非常にネガティブな驚きだ。

イアリアの、否・・・
世界の名門、ユヴェントスが苦しんでいる。

クリスマス休暇を経て、年明けからここまで早くも4敗。
CLどころか、このままのペースで勝ち点を失えばELへの出場権すら失いかねない危うい順位にいる。


――何が悪かったのだろうか。

戦術上の問題か。
クラブの体質の問題か。
ティフォージの性質の話か。
選手のクオリティか。

それとも――


筆者はそもそも、ユヴェントスのサポーターでなければアンチでもない。
観察対象にはなっても、研究対象にしたいクラブではないからだ。

だが、ふたつだけ確実に言えることがある。


ひとつ。
今のユヴェントスは弱い。

もうひとつ。


ユヴェントスのフロントが、マネジメントを失敗していることだ。


◇フットボールはピッチの上で行われる

まずお断りしておくべきは、自分が本当に強かったころのユヴェントスを知らないということ。
過去何度もその名を耳にしてきたが、実際に見るようになったのはわずかにここ数年ということ。

故に、自分はインテリスタでありながら、ユヴェントスを嫌気する対象としては見ていないということだ。

なにせ、インテルとユヴェントスの間に強烈なライバル意識、確執があることを知ったのは、2009年に行われたイタリアダービーが最初だったのだから。
冗談抜きで本当のことだ。


だが、それだけにわかることもある。

ほとんど先入観なしに見ても、彼らがチームマネジメントを失敗しているという事実だ。
わざわざあら探しをするまでもなく、すべてがチグハグで噛み合っていない。

率直に言って見るに耐えない有様とすら言える。


最初に目についたのは、2008-2009年シーズンの混乱っぷりだった。

シーズン開幕当初はそれなりに安定した戦いを披露してきたビアンコネロが、年明け以降ずるずると失速していくのを、当時の自分はこう捉えていた。

働くのが楽しくなさそうなクラブだなぁ・・・

、と。

ピッチ内でチームが奮戦している中、何故ピッチの外で足を引っ張るようなゴタゴタ、権力闘争を起こしてばかりなのか?
目指している結果(スクデット)と、実際にやっていることがまったく乖離している。
本当に勝つ気があるのかと、純粋に疑問に感じていた。

最終的にシーズン終盤、クラウティオ・ラニエリを追い出す形で無理やり生え抜きのチロ・フェラーラを監督に据げ替えたのも、なんともおかしな話だった。

傍目に見れば、終盤戦の失速は明らかに監督一人の責任ではない。
無論ラニエリのマネジメントにミスがあったことは確かだが、そもそも指揮官が、選手たちが集中して目の前の戦いに取り組めない環境を作り出していたのはフロントの方だ。
少なくとも、部外者である筆者の目にはそうとしか思えなかった。

にも関わらず、まるですべての元凶のような扱いをしてラニエリを放り出したこと。
この展開、まったくフェアではない。

これは先ほど申し上げたような、政争が色濃く絡んでくる問題だ。
例えばユヴェントス寄りの新聞、トゥットスポルトが開幕当初から一貫してラニエリに否定的な論調を展開し続けたのは、一説には当時イタリア代表監督だったマルチェロ・リッピの影響があったと言われている。

事の真相は無論、当事者にしかわからない。
だが、少なくともそこに政争が存在していたこと、それによりチームが多かれ少なかれネガティブな影響を受けていたということだけは、紛れもない事実である。


2009-2010年シーズンは、更に輪をかけてひどかった。

指揮官の采配の一貫性・ビジョンのなさもさることながら、それ以上に目に余ったのがフロントの迷走だ。

補強、現場との連携、人事、メディア戦略・・・
すべてが見るに耐えなかった。
今回は都合により、その詳細を書き記すことが叶わないが、筆者が心底幻滅させられたことは確かである。

フロントが、指揮官が、選手が――
同クラブに関わる人間が一人、また一人と正気を失っていってしまっているかのようだった。

一貫性も、具体策もない・・・
ビジョンだけが結果として先にあって、そのために必要な諸策がまったく練られていない。

そんな印象を受けている。



○老いさらばえた貴婦人~縋るは過去の栄華ばかり~

中でも特に呆れさせられたのは、スクデット返還交渉に纏わる一連の行動だ。

気持ちはわからないでもない。

カルチョポリに関する記事は、これまでこれでもかというほど読み尽くしたが・・・
確かにこの一連の疑獄事件、ユヴェントスが突出して重い処分を下されたと感じた。

ミラン寄りの、インテル寄りの、ユヴェントス寄りの、それ以外の視点からも。
多くの情報を統合した末に、

ユヴェントスがババを引いた

と、インテリスタである自分ですら思ったものである。


――だが、違う。


仮にここで訴えを起こすのであれば、それはあくまで

自分たちは潔白だ!

と主張する、自らの戦いに対する誇りや自負に拠る闘争であるべきだ。

断じて他者を引き摺り下ろす類のものではない。


最も気になったことは、スクデット返還要求が

インテルにも問題があったはずだから取り消せ、もしくは返せ

という論調であること。
そして、多くのユヴェンティーノがそうだそうだと、それを支持する声を挙げていることだ。


・・・ハッw

はっきり言っておこう。

そんな根性だから、貴様らはいつまで経っても藻掻き苦しむことになるのだ。


インテル相手にメディア戦略を仕掛け、その勢いを削ごうとする考え自体は悪い戦略ではない。
率直に言って、それ自体はむしろ

ビッグクラブなら仕掛けて当然

の喧嘩である。
筆者の好みではないが、それも戦いの一部であるというなら最善を尽くすべきだ。

だが、カルチョポリからこうした仕掛けを行うことは明確な誤りである。
何故か?
言うまでもない。

後ろを振り返る機会が増えるということは、未来を見据える機会が減る

ことと同義だからだ。

インテルに喧嘩を売るなら、別のアプローチ・・・
例えばモウリーニョバッシングなど、『今そこにある』闘争を基にして行う方が、よほど筋の通った喧嘩に感じた。

フットボールがピッチ上で行われるスポーツである以上、メディア戦、ピッチ外の闘争とは

あくまで自分たちがまとまるためのもの、眼前の戦いに集中する手助けとなるもの

として行われなければならない。
その意味でカルチョポリに関する一連の行動は、効果的な活動であるとはどうにも考え難いのである。


もう少し詳しく解説しよう。

今のユヴェントスは、当時とはまったく違うチームである。
当時からの生き残りは、本当にわずかに数えるほどしかいない。
それも、年老いたベテランばかりになっている。

チームを構成する主力選手がごっそり入れ替わっているというのに、今現在の戦いではなく、過去の闘争にばかり躍起になること・・・
果たしてこれは、訴える方法として正しい在り方だったのか。

自分たちの正当性を主張することはいい。

が、それで現場の集中力を削ぎ、相手の闘争心を呼び起こすような真似をしてどうする?


それが筆者の率直な疑問なのだ。
インテリスタであるとかそういうことではなく、純粋に

「何故だ?

何故そんな形で、余計な雑音をたてる必要がある??」

・・・これが、どうしてもわからないのである。



フットボールとは人の営みだ。
選手は感情溢れる人間であり、過去に執着するということは、それだけ自分たちがピッチ上で見せているパフォーマンスが、戦いがファンを満足させられていないことを意味することになる。

そりゃ気持ちはわかる、クラブにとって大切なタイトルを剥奪されたんだ。

でも・・・今戦ってるのは俺達なんだぜ?
なんだかな・・・


――選手たちがそう思わないと、感じ無いと何故言えるのか?
少なくとも、集中力の一部を削いでしまう危険性がおおいにあるわけだ。

何故過去の戦いに固執してばかりで、今目の前にいる敵を見据えようとしないのか・・・?



はっきり言おう。

そんなザマだから、凋落に歯止めが効かないのだ。

そんな根性だから、貴様らには勝者のメンタリティが根付かないのだ



過去を栄光取り戻したい。
自分ばかりが蔑まされるのに耐えられない。
インテルも、奴らだって汚いに違いないのに・・・!

――なるほど、気持ちはわからないでもない。

が、同じ発想を共有する気もない。

自身の研鑽を忘れて、他者を引き摺り下ろすことに執心するようになったその時から、人の堕落ははじまる。

インテルに勝てればいい。
国内リーグで勝てればいい。
CLのような大きな大会に出てそこで勝てさえすれば、ELやコッパのような小さなコンペティションは切り捨てていい・・・

それを望んでやろうという以上、筆者がかける言葉などない。

負け犬に用はない。

好きなだけ過去を振り返り、インテル憎しに執心していればいい。


イタリアダービーでだけ全力を尽くし、それ以外の試合をボロボロと落とす

そんな戦いを継続するのが『シニョーラ』の在り方というのであれば、永遠にそこに留まっておいていただいて結構だ。



だが、これだけは言っておく。

貴君らの復活なくして、カルチョの再興はない。


インテルは確かに大木かもしれない。
しかし木を一本切り倒したところで、森はなくならないことにそろそろ気づいてはいかがだろうか・・・?



筆者はインテリスタではあるが、同時にカルチョを愛する者でもある。
それだけに、純粋に心配している。

貴君らが醜態を晒し続けることは、イタリアフットボールにとって大きな損失であること。

その意味を、もっとよく自覚すべきだ。

<了>

※これが救いです。
支えです(||´・ω・)

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ごめんね今回とかこんなグダグダでごめんねorz

体力気力時間なしで書くと、やっぱり無理あるなぁ・・・
やっぱ頭が沸騰したレッチェ戦の直後に書ききっておくべきでした(´Д`||)

今の仕事終わったら魂込めてまた更新していきますんで、1クリックで養分を注入していただければ幸いです(´;ω;`)



【2011/03/07 00:54】 | カルチョなこと
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No title
junchang
カルチョスキャンダルの影響でそれまでの黄金期を築いたフロント陣が一掃されてサッカーとは全く関係ない人物(名前が思い出せない)が全権を掌握してしまった事が弱体化の原因だと思っていました。あの時にアニエッリ一族のジョンエルカーンがオーナーの座に座っていれば・・・・選手補強や監督人事でことごとく混乱に貶めましたね・・・・。
ユベントスは全国区の人気を保持していましたが最早あの頃の姿とは程遠くなってしまいました・・・・。

現在のオーナーはアニエッリ一族の方なのかな?

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※今週はどうせまともにコラム化して何か連載できるだけの余裕がないので、場繋ぎ的に気になったニュースを何件か。
あまり心暖まる話題ではありませんが・・・


ラニエリが辞意を表明、後任はモンテッラか

・・・このタイミングでなければ、確実に記事にしていたところでした。

惜しい。
嫌いではない指揮官だけに、本当に惜しい。

なんでガスペリーニやラニエリばかりが、こんな胸が詰まるような辞め方をしていってしまうのか・・・
正直、ベニテスが辞めた時よりショックだったかもしれません。

昨シーズンの終盤戦、あの毎週がクライマックスの、

インテリスタとして現実を受け入れ、今を生きる感覚

を与えてくれた、最大の功労者の一人。
大袈裟じゃなく、今の自分を間接的に作り上げたうちの一人なんですよ・・・彼は。

・・・仕事の都合で執筆時間が取れないのも、すぐには語らない方がいいという、思考を煮詰めてから考えろという、フットボールの神の達しと取ることにします。

しばらくは、ただ彼の心の平穏を願うばかりです。

休むもよし、再び新たな歩みを進めるもよし――どこかでタイトルを、リーグ制覇をさせてやりたい指揮官ではあるのですよ。
現在ならイタリアとスペイン、そしてプレミア以外でなら、という条件が付きますが。。。

ブッフォン退場のユーヴェ、格下に完敗

胸糞が悪いです。

こちらは、ラニエリのように大事に語る必要性が皆無。

自分はインテリスタですが、アンチビアンコネロじゃない。
そんな自分だけに、むしろ先日の敗戦はすこぶる不満でした。


・・・そろそろ我慢の限界ですね。

近日中に必ず一筆書きます。必ずです。

あまり見ていて、楽しい話題にはならないとは思いますが・・・
たまには感情剥き出しで、言葉を選ばず書いてなきゃやってられないケースもあります。

今のユヴェントスはまさにそうです。


モラッティ:「審判のビッグクラブ優遇はない」

・・・そうですね。優遇はないかもしれません。

ですが、数とメディアの見えない力に、審判の中立性が侵されていることは確かです。

ミランもインテルもユヴェントスも、直接的に働きかけているわけではない。
他方、メディアの介入や情報の意図的な発信によって、民衆の反応を煽る形で、間接的に働きかけている側面があることは否めません。

時間が取れれば、いずれ書くかもしれませんが・・・とりあえず結論だけ先に言っておくと、イタリアの審判は、決して公平でも誠実でもありません。
そして、それをやらせているのが特定個人ではなく、審判制度と社会構造そのものです。

長友、CLバイエルン戦招集メンバー入り
~欧州デビューなるか~


・・・変な話になりますが。

今の時点で、

長友が切り札で登場してしまうような試合をしないで欲しいです。

スタメンはリスクが高すぎる。
いくら強心臓の持ち主とは言え、いくら個人の能力自体は準ワールドクラスに進化しつつある最中とは言え・・・
このタイミングで博打を仕掛けることのデメリットは、メリットを遙かに上回るというのが、日頃からカルチョを観ている人間の率直な感想です。

唯一、時間稼ぎのクローザーとしてなら出番が来て欲しいと思います。

くれぐれも、局面打開要員としての兵用になりませんように・・・
現状、インテルの左サイドで最も攻撃力に優れ、かつ最も守備に課題を抱える長友が登場するとすれば、

“それでもそうするしかない時”

と、自分などは考えているためです。
まあ・・・仮にそうなったらなったで、腹をくくって応援するしかないのですが(苦笑)


それからこちらの投票↓の方ですが、明日が一応、受付締切日となっております。


予想外の反響をいただきまして、嬉し痒し・・・といった感じです。
投票ご参加、本当にありがとうございます。

どのような結果が出ても、精一杯ベストを尽くすことをお約束させていただきます・・・!

ではまた。

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【2011/02/22 22:44】 | カルチョなこと
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ふむ。
岩氏
ちっと指揮官関連は解りませんが・・・(笑)

長友のCL出場は確かにリスクでかいですね。
自分も白面さんの意見に賛同です。

一応試合は観るつもりですが、自分が指揮官なら使いませんね。

それにしてもラノッキアっていい選手ですね。
現状ディフェンスラインの要じゃないですか?
岩氏的にはそう見えました^^

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○補強の顔ぶれに透けて見える戦略

今冬は、非常に興味深い移籍が相次いだメルカートとなった。

ビッグクラブの中で個人的に目を引いたのは、インテルとリヴァプールの動きだ。
加えて、ミランがこれに続く。

前2者の特徴は、
新しいサイクルを歩み始めよう
としていることだろう。

それぞれ、インテルは若返りのためにいくつかの布石を、一方リヴァプールは90年代~ラファエル・ベニテスとヒックス・ジレッド両オーナーが(悪い面も含めて)作り上げたモデルの段階的解体、及び再編集に取りかかった感がある。
どちらもこれまで築き上げてきたものの大きさを考えると、すんなりと事が運ぶとは考え難いが、おそらく今後4年ないし8年(W杯イヤーを、ちょうどサイクルの節目と捉えてのことだろう)を見越したであろう、補強が印象的だった。

中でも最も大きなサプライズは、言うまでもなく長友佑都のインテル加入だったわけだが・・・
この件に関しては、すでにこちらであらかた語らせていただいた感があるので、今回は割合させていただく。




一方、ある意味この両者以上に特徴的な動きを見せたのがミランだ。

彼らは一見、積極的な投資を繰り返しているように見えて、実際にはボスマンプレイヤー(いわゆる契約切れ。移籍金が発生しない)やレンタルでの獲得が目立つ。
年齢や年俸、素行などの問題より、まず現時点を第一線で活躍できる、そうした選手に的を絞っての補強だ。

その意思は明白――
インテルが躓き遅れを取った今シーズン、この千載一遇のチャンスを絶対に逃すまいと、是が非でもスクデットを手中に収める気なのだろう。

言わずと知れたドン、オーナー:シルヴィオ・ベルルスコーニが買春問題で窮地に立たされる状況ということもあって、イメージアップを図る起死回生の一手としても、実に7年ぶりのリーグ優勝&インテルの6連覇阻止という勲章が欲しいのやもしれない。
カッサーノ、ファン・ボメルら、欧州CLの試合に出場不可能な有力選手を承知で獲得していることが、ミランの決意を表しているかのようだ。



無論、彼らではなくCLに出場可能ないぶし銀の実力者を、幾ばくかの移籍金と共に引き入れるという選択肢はあった。

が、ミランはそれをしなかった。
実際に獲得してきた選手らの年俸がどれほどのものかを考えれば、出費という点ではそこまで大きな違いはないのに、である。

それだけ、スクデット獲得に神経を集中させているという証拠と考えることができるだろう。
名門ロッソネロの執念を見、今シーズンのスクデット獲得はやはり極めて困難だろうと、改めて痛感させられた一件だった。


今さら改めて言うまでもないことだが、

マネジメントにブレがない集団は強い。

例え一時調子を落とすようなことがあっても、大崩する前に共通の目的に向かって、集団が団結できるからである。

イブラヒモビッチやチアゴ・シルバが出色のパフォーマンスを見せ続けている一方で、こうした個人の出来不出来よりも何よりも、クラブ全体の総意としてスクデット戴冠があること。
最も恐ろしいのはその点だ。

先日、サンシーロで行われた欧州CL第1戦、vsトットナム・ホットスパーズ戦を0-1で落としたのも、直前のパルマ戦で心身のエネルギーを過剰浪費した影響が大きかったように思える。

これ以上リーグ戦で勝ち点を失うわけにはいかないという恐れが、彼らを奮い立たせた。
一方、CLは対戦相手のスパーズが同大会初出場であったこと、しかもガレス・ベイルら主力を複数人欠いていたことなどが、かえってミランの心中に油断を生じさせたのかもしれない。

プライオリティをカンピオナートに置こうという意識が、どこかにあった可能性も捨てきれない。
現在のミランに、複数のコンペティションを同時に戦い抜くだけの体力・陣容は揃っていないからである。

しかし・・・
それにしても名門ロッソネロが、かつて他チームを蹂躙し尽くした欧州CLという舞台で、まさかホームで無得点とは。
一部誠実さに欠けた判定は考慮すべきとは言え、決定的な言い訳にはなるまい。
判定の不利を覆すだけの、気迫とクオリティを見せられなかった事実に変わりはないのだから。

この件は、嫌味でもなんでもなく、率直に言って寂しい思いに駆られた。

ローマがオリンピコ、ホームでの第1戦を2-3の大敗(アウェーゴールの2倍計算を考慮すれば、間違いなくこれは大敗と言える)を喫したのと併せて、

ああ、これがイタリアフットボールの現状なんだな・・・

と、筆者などは胸が締め付けられるような感覚に苛まれたためだ。

スパーズ贔屓だから言うのではないが、ホワイトハートレーン(トットナムの本拠地)は現在、世界有数の難所だ。
プレミアのいわゆるビッグ4、スペインの2大巨頭も、ここから勝ち点持ち帰るのは至難の業だろう。
言わんや、凋落著しいカルチョにおいてや・・・である。

ガットゥーゾを累積で、ファン・ボメルをUEFAの国際大会出場規定(前所属のバイエルン・ミュンヘンで、すでにCLグループリーグを戦っているファン・ボメルに、今シーズン別チームからCLに出場する権利はない)で、その他複数人、中盤の構成要員を負傷で欠き――
更には、今ではすっかりくずしの切り札と化したカッサーノ(前サンプドリア。CL予選に出場しているため、ファン・ボメル同様国内専門要員に)もやはり起用できない状況で、どれだけ得点機を作り出すことができるのか・・・?

追いつめられた名門の奮起があるのかどうか、注目したい。
(ただし筆者は・・・白面という一個人は、当然トットナムを応援させていただくが)


●ムンタリの現在地

一方、華やかな河岸変えが相次ぐ中、己の誇りのために野心を抱いて野に下って行った選手たちもいる。
インテルを後にし、プレミアの古豪、サンダーランドに籍を移したサリー・ムンタリもその一人だ。



当サイトが同選手をこよなく愛し、また贔屓にしてきたことは、昨年来からお越しいただいている皆さまにとっては周知の通りである。
筆者もその動向には、おおいに注意・関心を払ってきたのだが・・・

正直に言えば、今もって感情の整理はついていない。
それだけ愛すべき存在だったのである。


一方、理屈の上ではすべてに納得がいっている。

彼は試合に飢えているのだ。

サリー・ムンタリというフットボーラーの、自らの価値を証明したいのだ。


彼がどういった感情を抱えていたのか・・・筆者のような単なる1ファン、それも欧州から遠く離れた極東の人間には、到底推し量ることは叶わない。
しかし、多くのインテリスタが、様々な意味で彼に魅了され、また好いていたことは間違いない。

加えて、イタリアよりもイングランドの方が、リーグの特性が彼に合致するであろうことも。
サンダーランドの方が、インテルよりはるかに彼の存在がチームにとって大きなものをもたらせるであろうことも、確信を持って断言できるところである。


先日サンダーランドの試合を見たが、ムンタリ個人に関して言えば、まだまだカルチョの水が抜けきっておらず、連携も不十分な印象を受けた。

これは当然だろう。何せまだ、移籍成立から一月も経っていない。
前後左右との連携が非常に重要な、中盤の底というポジションを任されていることも理由のひとつである。

――が。

考えようによっては、それだけ重要なポジションを、移籍後間もないこの段階から任されているのだ。
指揮官の信頼、期待がありありと伝わってくるようではないか!
ムンタリを起用することで生じる、リスクよりもリターンの方が、総じて圧倒的に大きいと確信しているからこそ取れる一手である。

インテル時代に比べて、戦術的にも与えられた自由度は明らかに高かった。
何度かピッチを敵陣まで駆け上がっては攻撃に顔を出し、幾度となく相手を潰し、時に勢い余ってファウルやカードを頂戴しながらも、全力でピッチを走り回る。

やはりこの男には、こうした真正面からの殴り合いの方が合っているのかもしれない。

思考よりも感覚で、判断以上に嗅覚で、獰猛に相手の攻撃を噛み潰す。
ボールを見たら考えるよりも先に、体が駆け出してそれに触っていた。

サリー・ムンタリという選手フットボーラーは、そんなフットボールをやらせてこそ輝く選手であろう。




今後は、プレミアの水に再度体が馴染めば、更にはチームメイトとの連携が少しずつでも深まるにつれ、必ず結果は上向きになっていくはずだ。
ムンタリが再び、万人から一目置かれるようなフットボーラーになれると確信している。

幸い、指揮官の理解は十分である。
思考は努めてクールに保ちつつも、エネルギーの迸るままにピッチを駆け回って欲しいと、そんなことを強く願っている。

<了>

※緊急告知※

画像処理ソフトが使える人を探しています。orz

前回に引き続き、本日と明日も条件を再度提示した上で募集致します。

〆切:明日2月18日、23:59まで

1.フォトショップやイラストレーターといった、いわゆる画像処理ソフトが扱える方

2.ノーギャラでも請け負ってくださる方(完成した本をお送りすることぐらいはできますが。。。)

3.(あくまでできれば、の範疇で)簡単にイラスト等書ける方


サークルカットさえいただければ、今回は挿絵なしの文字オンリー本でもいいかなと思っています。
勿論、審査に通ってまた正式に本を出すことになった際、イラストを提供していただけるようであればそれに越したことはございませんが・・・
そこまで手を煩わせるのは著しく気が引けます故;;

サークルカットは21日までに仕上がれば問題ありません。
集客性は落ちるはずですが、この際文字だけでもなんでも出さないとまずいのに、白面が一切画像系がアウトという体たらくorz

ご協力いただけるという奇特な方がいらっしゃいましたら、
拍手かメールフォームから返信用のメールアドレスご明記の上、その旨お知らせください。

何人か手を挙げてくださった方、本当にありがとうございます。
まだ一日待ってみないとわかりませんが、いざとなったら泣きつかせていただくことになるかもしれません。

自分勝手な急な話に対して、実に温かいご支援、本当に本当にありがとうございますorz


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【2011/02/17 22:28】 | カルチョなこと
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No title
junchang
しかしそろそろイタリアのビッグクラブの中でもバルセロナのように育成重視を掲げるクラブが出てきてもよさそうなものですが・・・・^^

やっぱりイタリアらしいですね^^

Re: No title
白面
今後ファイナンシャルフェアプレー制度が導入されれば、否が応にもプリマからの引き上げは計っていかなければならなくなります。

インテルなどは比較的熱心に取り組んでいる(その割に当たりはまだまだですが。苦笑)チームですが、ミランは育成体制構築が大幅に遅れているそうです。

それだけに、今年にかける思いは強いのでしょう。

何が何でもスクデットを取るという気迫、これが欲しかった。
インテリスタとしては適切でない発言かもしれませんが、自分はやっぱりミランやユヴェントスも強くないとカルチョはダメと思っています(笑)

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●スペインよりタイムリーな知らせ

昨日の今日で、なんだかタイミングが合いすぎて気味が悪いのですが・・・

南アフリカW杯の活躍で、それまでの不当な評価を一変。
一躍超ワールドクラスとして認知されるようになった、スペイン代表アンドレス・イニエスタが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビュー内でこんな言葉を残しています。

イニエスタ、イタリアサッカーに苦言


インタビューの内容からは、嘲りも皮肉も一切感じられない。彼が疑問を抱くのも尤もだが、カルチョから優良な若手が出てこないという現象・・・これには、具体的な理由があるのだ。


・・・うん。
その気持ち、よくわかります。

カルチョに慣れ親しんでいる自分の目から見ても、イタリアが若手選手にとって、お世辞にも恵まれた環境でないことは一目瞭然。
しかも、イニエスタのような選手の目から見たともなれば・・・という意味でです。


・・・う~ん。

本当は今日は、もうちょっと明るい話題を取り上げていきたいな~と思っていたのですが(笑)

これもちょうどいい機会ということで、割りきっていくことにしましょう。
少なくとも、昨日ほどネガティブな感情で埋め尽くされてる感じはしませんし!w


本日のお題はカルチョの特徴のひとつ、若手軽視とベテラン偏重についてです。

○熟年志向なお国柄

今日は軽めの内容にする予定なので、いつもよりサクサクと語ってしまいましょう。

まず結論から言って。

イタリア人は、基本的に年増好きです。

これは何も、どこか特定のものに限ったことではありません。

フットボーラーをはじめとするスポーツ選手や、それこそ政治家に到るまで、平均年齢が高くなる傾向ははっきりと数字に表れています。

もちろん、異性の好みもある程度歳を重ねている者が好まれる。
交際相手はともかく、タレントなどに関しては、確実に10代の若者より30~40代のベテランが人気を集めているのです。
(ちなみに、日本は典型的な若者スキーなお国柄。特に女性タレントの人気が出るフォーマットなどは、対照的と言えるでしょう)


そして、ことフットボールに関しては・・・
ベテランの経験は過大評価され、逆に若手の可能性は過小評価される傾向にあります。

ユヴェントスは今でもデルピエロがFWの一番手であり、ローマではトッティが絶対者として君臨。
ミランの平均年齢の高さはメガクラブ屈指で、インテルの主力は20代後半~30代前半の中堅どころが中心・・・

と、各ビッククラブの現状が、まさに多くを物語っているように思えます。

期待の若手と言われるような選手が、結局伸び悩んで潰れていってしまうケースが、この国では後を絶ちませんが、
これはイタリアという国が、若いうちから将来有望なモンスタープレイヤーに、経験の場を充分に提供できていないこと。

特に、欧州CLやユーロ、W杯といった大舞台での経験を積ませられず、正しい成長を促せていないという現実があるのです。

ジョビンコやサントンのように、一時的に存在感を示して注目を集めても、
その後本人の負傷やスランプ、またはベテランの復帰などでベンチに追いやられるケースは数知れず。

「総合的に同じぐらいのレベルにあるなら、迷わず若手を使うべき」

という、他の国では極めて一般的な考え方・不文律も、この国では一切通用しません。

むしろ同じぐらいの力であれば、最後にものを言うのは経験である・・・
それがリーガ・カルチョにおける、一般的な考え方なのです。

※イニエスタの見ている世界とのギャップ

翻って、イニエスタが所属しているバルセロナは、
世界でも有数、否――おそらく最も優秀なカンテラーノ(クラブ育成の若手選手)を抱えるクラブ。

彼は若手の持つ無限の可能性と、それがチームに与えるポジティブな影響、
若手を育成することの重要性を、DNAレベルから植え付けられてきた選手の一人です。

そんなイニエスタから見れば、カルチョが若手の可能性に蓋をし、その有用性をまったく生かそうとしないのは、
ネガティブな感情を抱く以前に、そもそもまったく理解の範疇外にあるような事態なはずです。

例えばペドロ・ロドリゲスやボージャン・クルキッチ、それこそ数年前のリオネル・メッシも、そうした無限の可能性を持つ若手選手の一人でした。

彼らの台頭なくして、バルセロナは今の地位を築けなかった。
そのことを身を持って知るイニエスタだけに、彼の目にはイタリアの振る舞いがより一層、不可解極まりないものに映っているのでしょう。


昨シーズン、バルセロナであのティティ・アンリをベンチに追いやり、挙句スペイン代表として南アフリカに渡るほどのブレイクを遂げたペドロ。写真右のボージャンも含め、バルサのカンテラからは驚くほど優良な人材が世に出てくる。


他のテーマでもそうですが・・・特にこの若手の育成というテーマに関しては、それこそ語りだすときりがありません。

例えば、バルセロナの育成手腕は確かに優れていることは認めますが、それはバルサでこそ、スペインでこそ機能するもの。
イタリアで同じようなことをしても、とても成功を得られるとは思えません。


他方、ここまで若手育成というテーマに真剣に向き合わず、

「なあに・・・本当にすごい選手ってのは、放っておいても勝手に頭角を表してくるもんさ!」

と胡座をかき、ライバル国たちにしっかり差をつけられてしまったことは、イタリアの厳然たる事実。

カルチョは他の国の模倣ではなく、自分たちなりの若手育成・発掘の方法を、これから構築していかなくてはなりません。
流石に南アフリカの結果が堪えたのか、協会もようやく本格的に動き出しつつはあるようですが・・・

それはまた、別の機会にでもお話しできればと思います。


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【2010/10/23 23:59】 | カルチョなこと
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No title
じゅんや
おはようございます。
この問題。。。なんなんでしょうねー
若手が育たない土壌がイタリアにはあるなぁって思うのですが
昔のイタリアも、中堅どころや、下位チームからスーパースターが生まれてたような。
バッジョやゾラのように。。。
有望な若者を確保したい強豪チームの気持ちはわかりますが、使うか使わないか微妙なら、獲得しないようにして欲しいですよね。
うーん そうは言ってもビジネスだから、なかなか難しい問題ですね。

こんにちは♪
きゃぷ10
確かにイタリアの若手選手、
なかなか出てきませんね~

トッティーやデルピエロもいい選手だとは思いますが
そろそろ・・・という感じですね!



>じゅんやさん
白面
こんばんはになっちゃった・・・ごめんなさい;
どうも!コメありがとうございます!

仰る通り、若いうちから選手の青田買いを警戒、もしくはそれを決行するチームが増えていることは事実です。
でも、その後まずは武者修行させるべく、中小チームにレンタルで出すチームが増えてきています。これは理にかなった方法と思うんですよね。

・・・と、ここまではようのですが。
イタリアの場合、そこから先が他のリーグと違うわけで;;

せっかく他所で結果を出してきた選手を、自分のチームの新陳代謝に使うのではなく、
他所から大物ベテランを獲得するための交渉材料や、資金源にしてしまう。

これはいけません;;
それじゃあ本当のクラブ生え抜きが育ってくれませんし、ティフォージの愛情も育たない。

熟年嗜好は結構なのですが(苦笑)、それも行き過ぎるとフットボール界ではマイナスに作用しますよ・・・というところは、ちょっと各クラブに考えてみて欲しいところです。

>きゃぷ10さん
白面
こんにちは~・・・にはちょっと遅いですがw
コメありがとうございます!

一応、若年層に面白そうな人材はちらほらと見かけるんです。

例えばインテルであれば、言わずと知れたマリオ・バロテッリ(元、ですがw)にダビデ・サントンの二人が、10代のうちからトップチーム入りしましたし、
プリマベーラ(U19)にはロレンツォ・クリセティグという、16歳でU21イタリア代表入りした若手や、マッティア・デストロ(レンタルで現在、ジェノアに出向中)という、FWの有望株もいたりします。

ただ、こういった若手が伸びるためにリスクを払おうとしない、もしくは可能性を過小評価してしまうのがカルチョの性質なんでしょうね~e-330

30代中盤から後半にかけて、運動量が大きく落ち込んできた選手に依存しているというのは、仰る通りどうだろう・・・という気はします。

うちのカピタン(ハビエル・サネテッィ)のような、加齢と共に更に動きがよくなってないか?みたいな特例中の特例は別にしても(苦笑)、
若手をもっと勇気を持って起用できるメンタリティを、カルチョの監督コーチ陣には持って欲しいですね。

でないと、今後若手まで海外に出て行くようになっちゃうと思いますので・・・

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